キャンプ飯に大活躍の”鉄板“
肉や野菜、焼きそば等、数々の美味しい料理を作れる優れ物ですね。
そんな鉄板にもソロ用から大人数用まで、いろんな種類があって迷いませんか?
ソロで使う場合、”1kg以内“の扱いやすい鉄板がオススメ!
これまでいくつか鉄板を試した結果、小さい軽めの鉄板が扱いやすく感じました。
今回は、そんなソロ鉄板の中から“F&C黒皮鉄板”をレビュー。
フチ有りで美味しく焼ける3.2mmの板厚、ラージメスティンに収納できるサイズ感、ヒロシさんの“No164.独焼鉄板”に近い形状など、ソロに最適な要素が詰まったオススメ鉄板になります。
現在、入手困難な”独焼鉄板“に劣らない使い心地です!
低価格で扱いやすいので、初めて鉄板に触れる方にもオススメ!
ソロ鉄板を検討中の方は、是非ご覧下さい!
こんな方にオススメ
- ソロ鉄板を探している方
- 鉄板で美味しい料理を作りたい方
- 独焼鉄板に似た鉄板を探している方
F&C黒革鉄板 詳細
製品仕様
商品名 | F&C黒皮鉄板mini |
---|---|
本体サイズ | 192×126×9mm |
焼き面 | 100×165mm |
板厚 | 3.2mm |
重量 | 657g(取手含む) |
材質 | 鉄(黒皮) |
付属品 | 鉄板 ハンドル |
適合 | トランギア製ラージメスティン(TR-209) |
生産国 | 日本 |
メーカー | F&C 富岡工業所 |
創業50年を迎える板金加工会社”富岡工業所”より誕生したアウトドアギアブランド”F&C”(field & cross)から販売されているソロ鉄板。キャンパーである製作者さんの理想を追求した一枚。無骨な見た目、食材を美味しく焼ける3.2mmの板厚、扱いやすい重量とサイズ感など、ソロに最適な要素が詰まった黒皮鉄板になります。
フチ付きで使いやすい
F&C黒皮鉄板は、フチ付きで使いやすい長方形の鉄板。
この跳ね上げ構造のおかげで、食材が滑り落ちる心配もありません。
フチ下にはミゾが彫ってあり、油や水分をこぼす事なく調理可能。
テーブル周りを汚さず、どこでも使いやすい点が魅力の一つです。
どこでも鉄板調理を楽しめるのはオススメできるポイントです。
3.2mmの程よい板厚
板厚はソロで扱いやすい3.2mm。
鉄板は分厚いほど美味しく焼けますが、その分 重くなりがち。
3.2mmは、扱いやすい重量と美味しい調理を両立したソロに最適な厚さになります。
無骨な見た目
余計な装飾のない無骨な見た目。
ヒロシさんの”独焼鉄板”に近い、縦長の形が魅力です。
ハンドルにはF&Cのロゴ入り。
先端にはパラコードを通せる穴も空いてます。
取り付けると、上に反る形状で扱いやすい点がGood。
鉄板を持ち上げたり、握りながらの調理がラクな構造になっています。
F&C黒皮鉄板の使用感
セット内容
“F&C黒皮鉄板”のセット内容は以下の通り。
鉄板を使う前に、油でコーティングする作業”シーズニング”が必要です。
“シーズニング’を行う事で、一生使える頼もしい鉄板に!
シーズニング前後を比較すると、ここまで色が変わります。
説明書を読めば誰でも簡単!
鉄板を使う上で欠かせない作業になりますので、まずはしっかりシーズニングを行いましょう!
“シーズニング”方法は、こちらの記事で解説しています。
説明書の内容を詳しく解説中です!
鉄板やハンドルのサイズ感
鉄板はラージメスティンに収納できるサイズ感、ハンドルは鉄板より一回り小さめです。
このハンドルは一見分かり辛いですが、握ってみると結構大きめ。
鉄板は、手のひらに収まるサイズ感でした。
シングルバーナー“SOTO-ST310”のゴトクにもピッタリとフィット。
程よい重量のおかげで、どんな角度でも安定した調理が可能です。
焚き火台“ピコグリル398”のスピットにも収まり、焚き火調理もしやすかったですね。
焚き火台、バーナーを問わず、ソロ調理に最適なサイズ感でした!
薄くて軽いので、持ち運びやすいのも高ポイント。
ザックやツールボックスの隙間に無理なく収納できます。
調理時の使用感
鉄板料理の定番をいくつか焼いてみました。
まずは焼き肉。
肉汁や油がこぼれず、かなり調理しやすかったです。
3.2mmの板厚で、じっくり熱を通して旨味を凝縮。
どんな肉も抜群に美味しく焼けます!
鉄板と言えば焼き肉ですね!
続いては餃子。
横向きに6つ置く事ができるので、焼きながら食べるのに丁度良いですね。
クッカーの蓋で蒸し焼きも可能。
たこ焼き、目玉焼きなど、いろんな料理に応用できそうです。
蒸し焼きにして裏返すと、良い感じの羽付き餃子に!
鉄板に張り付く事なく、絶妙な焼き加減でした。
美味しい餃子を楽しめるのは鉄板の醍醐味!
最後はチャーハン。
冷凍ですが焼いてみました。
フチのおかげで、こぼさず調理できる点は素晴らしい。
ほんのり焦げ目が美味しい、ご飯ものは特にオススメでした。
簡単料理から本格的な物まで
これ一枚で作れる点は、まさにソロ向きと言えますね。
メインのキャンプ飯・おつまみ等、ほとんどFC鉄板で楽しんでいます。
お手入れ簡単
F&C黒皮鉄板は、水を溜める事ができるフチ付き。
お手入れがラクなのも嬉しいポイントです。
お手入れ手順を簡単に説明すると、
まず、熱した鉄板に水を流し込んで汚れを浮かせます。
あとは、ヘラで擦ってキッチンペーパーで汚れを拭き取るだけ。
その後、完全に水気が無くなるまで加熱して冷めるまで放置。
最後に、鉄板表面に薄く油を塗ってお手入れ完了です!
このお手入れを繰り返す事で、どんどん鉄板が育っていくのです!
F&C黒皮鉄板のデメリット
鉄板自体にデメリットは無いのですが、個人的に一つだけ気になる部分も。
低価格で提供されている事もあり、鉄板とハンドルのみのシンプルな商品です。
収納袋は”ラージメスティン”へのスタッキングを想定して省いたのかもしれませんね。
ご参考までに、この鉄板に対応したラージメスティンは、”trangia(トランギア)製”です。
”ラージメスティンに収納できなかった“というレビューもありましたが、型番(TR-209)を確認する事が重要!検討の際はしっかりとご確認下さい。
私は軽量化を重視しているので、”ラージメスティン”はあまり使いません。
ここは、100均の巾着袋で代用しています。
”ラージメスティン”を使わない方は、別途 収納袋が必要になる点もご注意下さい。
また、同様にヘラも付属していません。
やはり鉄板といえば”ヘラ”
料理を裏返したり、すくい上げたりと大活躍なので、別途 購入した方が良いかもしれません。
私は、以前 使っていた”FUTURE FOX鉄板”のヘラを使っています。
ヒロシさんの様に、小さい”もんじゃ焼きのヘラ”なんかも安くてオススメですね。
重量は増しますが、高品質なオプションが揃った”FUTURE FOX鉄板”もオススメです。
2年間、私が愛用しているソロ鉄板!調理するキャンプ飯によって使い分けています。
まとめ:F&C黒皮鉄板
独焼鉄板に近い無骨な見た目、ソロで使いやすいサイズ感が魅力的!
使用と共に徐々に馴染んでいくので、鉄板を育てる楽しみも味わえますよ。
以上、“F&C黒皮鉄板”のレビュー記事でした。
形や重量 サイズ感、個人的に理想的なソロ鉄板を見つけました!