ご存知の方にはお馴染み、ヒロシさんが愛用する【バンドック】ソロドーム。

私は”ヒロシのぼっちキャンプ“が大好きで、このテントを見る度に『やっぱり良いな〜』と、いつも思いながら視聴していました。
良いなと思ったポイントは、バックパックに収まるほどコンパクトで、見た目もカッコイイから!

実際に購入して、そしてソロで使ってみて、本当に良いテントだと実感できました。
今回は、そんな【バンドック】ソロドームの設営方法や使用感、オススメポイントを解説・紹介していきます。
なんと言っても無骨な見た目が魅力的。
今回はヒロシさんも愛用している“Amazon限定カーキカラー”をご紹介します。
ソロで使うには十分な広さ。
収納時は軽量コンパクト、バックパックにも難なく収まります。
特に、ソロキャンパーの方やキャンプツーリングを楽しみたい方へオススメのドーム型テントになります。
こんな方にオススメ
- ソロキャンパーの方
- 無骨なテントが好きな方
- これからソロキャンプを始めたい方
- テントの軽さや収納サイズを重視する方
【バンドック】ソロドーム詳細
製品仕様
商品名 | バンドック ソロドーム1 |
---|---|
本体サイズ | W200xD150xH110cm |
収納サイズ | W38xD15xH15cm |
重量 | 1.88kg |
耐水圧 | 3000mm |
材質 | シート:ポリエステル インナー:ポリエステルメッシュ フレーム:アルミ合金 |
セット内容 | フライシート インナーシート メインポールx2 収納ケース ロープ×4 アルミペグx11 フレーム補修ポールx1 |
カラー | ブルー オリーブ カーキ ベージュ ブラウン |
メーカー | BUNDOK(バンドック) |
日本のアウトドアメーカー”株式会社カワセ”発ギアブランドBUNDOK(バンドック)から発売中のドーム型テント。高い耐水圧に前室を備えた快適な居住性。インナーテントは通気性が高いフルメッシュを採用し軽量化。室内にはランタン用フックや小物収納に便利なポケット、ギアハンモック等を搭載。ポールは柔軟で強度が高いアルミ合金を使用。折り畳むとコンパクトにまとまりバックパックに収納して気軽に持ち運び可能。ソロキャンプに最適なテントになります。
無骨な見た目
軽さや使い勝手を説明する前に、
まずは何と言っても無骨な見た目が良いですね。

どちらかと言えば、
お洒落よりも無骨系のドーム型テントです。


渋いギアと相性が良く、自然の景色の中へ溶け込みます。
ソロドームで楽しむキャンプ、気分は正に“ヒロシさん”

飾り気の無い無骨なテントが好きな方は、きっと気に入る事でしょう。

意外と広い前室
1人で過ごすには十分な広さの前室を完備。

バックパックやクーラーボックスを無理なく置ける広さでした。


私は中央にブランケットとマットを敷いて過ごしますが狭いとは感じません。むしろ、一人ならこのくらいの広さが丁度良いですね。
▼荷物の量にも拠りますが、下記の道具は全てテント内へ収納できました。
ここは、ソロで盗難が怖い自分としては安心できるポイントですね。

テント内の広さや使用感
テント内は横2mほどの長さ。
人ひとりが眠るのに問題ないサイズ感です。

マットと寝袋を敷いて、多少余裕がある感じ。


▼私は、このインナーテントに収まる“NANGAオーロラ600DX”と”Naturehike“寝袋を季節によって使い分けています。
更に、このちょっと余裕のある頭の方へバックパックを置いて枕にしています。

上部と両サイドに収納スペースを完備。
貴重品を保管する際に役立ちます。

天井ポケットはハンモックの様な形状。

座った状態で手が届く高さでした。


よく使う物を収納したり、ランタンを挟んで照らしたりと便利に使えました。
設営簡単
設営が簡単なのも魅力のひとつ。
ここはソロキャンパーに取って嬉しい点ですね。


詳しくは後述しますが、一般的なドーム型テントと同じく、ポールにインナーを掛けるだけで簡単に設営できます。
フライシートとの接続も、フックをカチッと留めるだけのお手軽仕様。


インナーとフライシートのズレが起きにくい、初心者の方へも安心の設計ですよ!
軽量コンパクト
ソロドームの軽さやコンパクトさは、まさに理想通りでした。


登山用テントを除けば、ここまで小さい物は中々ありません。軽量化を検討中の方は、ご満足頂けると思います。
私がキャンプを始めた時から愛用しているソロ用テント“ツーリングドームST”と比較すると、ひと回り以上も小型!

重量の差もツーリングドームは4kg、ソロドームは1.88kgなので、凄く軽い印象を受けました。

軽量コンパクトをウリにした“ツーリングドームST”を遥かに上回る小ささでした!
ポールも驚くほどコンパクト!
1ℓペットボトルと同じくらいでしょうか?凄く短めです。

さらに、このポールさえ取り出せば
サイバトロンバックパックのサイドへ収納できます。

このサイドポーチは2Lペットボトルくらいの高さと言えば、その小ささがお分かり頂けるでしょうか?

このサイズ感は、軽量重視のキャンパーさんも満足頂けるはず!

上記のパッキングは、ほんの一例。
気軽に持ち出せるコンパクトなサイズ感でした。

一般的なバックパックやツールボックスに無理なく収納、外付けできますよ。
ソロドームの設営方法
実際にソロドームを設営しながら手順を解説していきます。
セット内容

設営に使う“バンドック ソロドーム”のセット内容は以下の通りです。
- フライシート
- インナーテント
- ポール×2
- アルミペグ×11、補修ポール(※ポールが折れた時の補修用)


実物のテントを使いながら組み立てていきます!
ソロドーム設営
1.グランドシートを敷く
こちらはテントの汚れを防ぐ為なので、無くてもOKです。

2.インナーテントを広げる
ファスナー付きの部分が出入口、自分の手前側になる様に置きましょう。

3.ポールを組み立てる
次は2本のポールを組み立てます。
注意点として、ソロドームのポールは写真の様にインナーテントと平行になる様に接続します。

4.インナーテントへポール接続
四隅の穴へポール先端を差し込みます。

差し込んで手を離すとポールが倒れてしまいますが、この様な形になればOKです。

ここから差し込んだポールを持ち上げて立てると、こんな形になります。

この状態になったら2本をクロスさせ、フックで固定していきましょう。


参考までに、ポール交差点のフックだけは異なる形になっています。

この部分ですね。

ここは2本のポールを掴む様な形状ですが、特に難しいという事は無く、直観的に固定できますよ。

全てのフックを取り付けたら、インナーテントの設営は完了です!

5.フライシート接続
先ほど設営したインナーテントへフライシートを被せます。

フライシートを被せたら、四隅にあるフックを繋げていきましょう。

カチッと留めてベルトを絞ります。

最後に、テント内部に固定用のヒモがあるので結んでいきましょう。


このヒモは全部で6か所ほどありますが、四隅のフックだけでも綺麗に張れるので省略してもOK。
以上で、フライシートの接続は完了です。

6.ペグダウンして完成
最後にペグダウンして完成!ペグを打つ場所は全部で7か所。


全て固定しても良いですし、私の様に前室扉に2本、後ろ1本の計3本で済ませても大丈夫です。

完成!
設営イメージはこの様な感じ。
ソロドームのカーキカラーは、光沢のある暗い緑のような色合いでした。

扉を開くと、前室が現れました。

この前室扉はポールで跳ね上げ可能。
※ポールの長さはテントの高さ(110cm前後)に合わせると綺麗に跳ね上げられます。
雨や強い日差しの中でもキャンプを楽しめます。

風が強い日は、フライシート付属のロープで固定するとバッチリです。

インナーは横開き式。
開閉はかなりスムーズでした。

テント左右にベンチレーター付き。

オールメッシュのインナーと合わせ、通気性も抜群です!

後ろから見ると、かなりスマートなフォルムである事が伺えますね。

以上、“バンドック ソロドーム”の設営手順でした。

【バンドック】ソロドーム キャンプでの使用感
実際にソロキャンプで使ってみた感想
キャンプでの使用イメージはこの様な感じ。
無骨なキャンプギアとの相性が良いですね。

暗くなると更に雰囲気が出ます。

前室を跳ね上げての設営。

日差しや雨粒を防ぎつつ、見た目も無骨で頼もしいです。

テント本体が小型なので
もちろん、タープとの相性もバッチリ!
インナーのみやフルクローズ等、様々なレイアウトを楽しめます。

横からの見た目も良い感じ。
狭い所でも使用できそうな、まさにソロテントというべきサイズ感でした。


レビューを見ると『ソロドームでベランダキャンプを楽しんでいる』という方もいらっしゃいましたよ。
リフレクターを併用すると、さらに基地感が増してオススメです。

なんだか、組み立ての時と色が違うような?
と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ソロドーム カーキカラーは暗い所で使用すると、こんな渋めの色になるのです!

日が当たると、この様に光沢のある色合いになりました。

この格好良さと軽量コンパクトな点は、まさにソロ向き。

皆さんも是非“バンドック ソロドーム”を手に、キャンプへ出掛けてみませんか?


ソロキャンプが、もっと楽しくなりますよ!
▼ソロドームを使ったキャンプの様子は、“2023年キャンプまとめ”でも確認できますので、読んで頂けると嬉しいです!
→ソロドームでの2023年4月キャンプ総まとめ
→ソロドームでの2023年5月キャンプ総まとめ
ソロドームの不便に感じた点2つ

不満点というほどでは無いのですが、個人的に気になった部分を2つ。
- フックが硬い
- 出入り口が一つしか無い
フックが硬い
ソロドームのフックは遊びが無いと言いますか、ちょっと固く感じました…。

固いと言っても、子供でも扱える固さなのですけどね…。パチパチとスムーズに取り付けられない感覚がありました。

フックを掛ける時、外す時に少し力が必要です。
しかし、これは裏を返せば“しっかり固定できる”という事。
逆に、このフックの硬さだからこそ、キレイに設営できるのかもしれませんね。

出入り口が一つしか無い
ソロドームの出入り口は、正面ひとつのみ。

後方は完全に閉じられています。
これは、前室を荷物置き場にする私に取って不便に感じる点でした。

やはり一人だと盗難が怖いですから、寝る前は必ず全ての荷物を前室に収納するのです。

こうなると、トイレへ行く時の出入りが大変…。

上の写真の様に、そりゃ〜もうゴチャゴチャします。
今まで使っていた”コールマン ツーリングドームST“は、後方扉があった分、前室を埋めても出入りはラクでした。

前室の広さもツーリングドームの方が上。

▼ツーリングドームは前室用ポールが一本多いので当然ですが、ここはどうしても比較してしまいますね。
ただ、ソロドームは軽量コンパクトをウリにしたソロテントなので、これは仕方ない事なのだと思います。

後方扉があると、テント内に雨が降り込む可能性や、耐久面の心配も増す恐れがありますしね。インナーはメッシュなので、雨が降り込むと悲惨な事になります…。

だからこそ、耐水圧3000mmの頑丈なフライシートを採用したのかもしれません。


2扉化すると製造コストも上がり、今の価格も維持できないでしょう…。
以上、上記2つの
- フックが硬い
- 出入り口が一つしか無い
部分が個人的に気になった点でした。

気になった部分は、あえて絞り出した感じです!
正直、不満点よりも数倍 満足度の方が高いので、全く気になりません!

今回紹介したソロドーム以外にも、おすすめのドーム型テントはたくさんあります!
私はヒロシさんに憧れている事もあり”バンドック ソロドーム”が一番好きですが、皆さんも是非、自分に合ったテントを見つけてみて下さいね。

以上、“バンドック ソロドーム”カーキカラーのレビューでした!
まとめ:【バンドック】ソロドーム
- 設営簡単
- 広い前室完備
- 無骨な見た目
- ソロに最適なサイズ感
- 収納時は軽量コンパクト
- 一万円前後とコスパ良し
- 高い耐水圧とキャノピーで雨でも安心
- 出入り口は一つのみ
- 冬は防寒対策必須の寒さ
- インナーのフックが硬いかも
- 火に弱い素材、焚き火には注意が必要
- 体格次第で狭く感じそうなサイズ感


ヒロシさんに憧れて買ったソロドームは最高でした!これから使い込むのが楽しみです!!
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