キャンプで木材・刃物に触れる際や焚き火周りでの作業など、手を保護する時に役立つのが”革手袋“
革手袋は安全にキャンプを楽しむ為には必須ですね!
耐熱性に特化した物、細かい作業に向いている物など、各メーカーから様々な革手袋が販売されていますが、まずは安い物の中から手に馴染む一つを探すのがオススメ。
実際、使ってみないと手に合うか分かりませんし、ブランドに拘らなくても良い革手袋はたくさんあるというのが理由になります。
今回は、そんな革手袋の中から“ユニワールド(革手工房)革手袋 KS866”をレビュー。
手に馴染むソフトオイル加工、無骨な見た目、価格の安さが魅力的!ソロキャンプ芸人でお馴染み“ヒロシさん”が愛用する革手袋になります。
※正確には型番が異なります (ヒロシさんはKS867を愛用)
見た目重視の方、ショートタイプの革手袋を好む方へオススメ!
コスパの良い革手袋を検討中の方は是非ご覧下さい!
こんな方にオススメ
- コスパの良い革手袋を探す方
- 革手袋の見た目を重視する方
- 細かい作業に向いた革手袋が欲しい方
【ユニワールド】革手工房 革手袋 KS866 詳細
製品仕様
商品名 | ユニワールド 革手袋 |
---|---|
本体サイズ | M・L サイズ |
重量 | 約150g |
材質 | 牛床革 |
カラー | オリーブ 型番:KS866 ブラウン 型番:KS846 |
生産国 | 日本 |
メーカー | ユニワールド |
A級革を厳選!プロ仕様の牛本革マジックタイプ!水に濡れたあとも柔らかさが持続するソフトオイル加工を施していうから洗って繰り返し使える。
引用:革手工房 ユニワールド
手に馴染むソフトオイル加工
本体は“ソフトオイル加工”を施した牛革製。手に馴染む柔らかさ、繰り返し洗って使える点が魅力の革手袋になります。
柔軟性があり、使い始めから快適な着用感。時間が経っても固くなりにくいという特徴もあり、火の取り扱いやナイフの使用など、あらゆるシーンで活躍します。
柔らかい革手袋を好む方へオススメできるポイントです。
無骨な見た目
自然に馴染む”見た目”も魅力の一つ。ハデな色の方が失くしにくいと言えますがこの無骨感が堪りません。
他のギアや自然の中に違和感なく溶け込み、使い込むほど味わい深くなります
なんと言っても、このミリタリー調の見た目が素敵です!
細かい作業がしやすいショートタイプ
”ユニワールド革手袋“はショートタイプの手袋になっており、手首の部分はマジックテープで調節可能です。
フェザースティックを削ったり、火バサミを扱ったりと細かい作業がしやすいのも特徴の一つだと言えますね。
圧迫感もなく快適な操作性、手にフィットして安全に使えるのが魅力の革手袋になります。
細かい作業がしやすい革手袋です。
【ユニワールド】革手袋 KS866の使用感
セット内容・仕様
“ユニワールド 革手袋”のセット内容は以下の通り。
着脱はマジックテープ式。手首の太さに合わせて、ある程度の調整が可能です。
今回、購入したKS866はインナー無しのモデル。指先まで全て革製となっています。
一見、ゴワゴワしそうなイメージですが、ソフトオイル加工のお陰で肌触りは悪くありません。
親指の付け根は補修されており、物を握りやすい構造になっています。
着け心地もバッチリ!それではキャンプでの使用感をお届けします。
木の取り扱いに関する使用感
まずは木の取り扱いに関する使用感から。割ったばかりでササクレまみれの薪も問題なく触れます。
落ちている枝集めにも大活躍!ケガの防止はもちろん、手を汚す事なく拾えるのが良いですね。
手にフィットしてグリップ力が増す分、フェザースティックも作りやすい。素手で作るよりも上手にできる気がしました。
使用されている革は十分な強度を備えているので、薪割りも安心して行えます。
ノコギリや鉈を素手とは段違いの効率で使えますし、手が疲れにくくなるのも非常に良い。
木材を安全かつ快適に扱える革手袋でした!
最低限の耐熱性を完備
“ユニワールド革手袋”は、正確には耐熱手袋ではありませんが、焚き火周りでも使える程度の遮熱性は完備されています。
熱したクッカー等は底から持つとジワーっと熱くなりますが、軽く触れる程度なら全く問題ありません。
燃えた薪も3秒程度なら触れたので、最低限の耐熱性は完備されているといった感じですね。
無理な使い方さえしなければ十分な耐熱性でした。
自然に馴染む見た目
この革手袋を選んだ一番の理由が”無骨な見た目“。自然や他のギアに違和感なく溶け込むのが本当に良い。
どんなシーンでも、添えるだけで”無骨“。今後更に使用感が出てくるのが楽しみです!
そんな無骨で使い勝手の良い“ユニワールド革手袋 KS866”の使用感でした。
【ユニワールド】革手袋 KS866のデメリット
安くて使い勝手の良い”ユニワールド革手袋“。しかし、実際に使ってみて感じたデメリットがいくつあります。
耐熱性が低い
ユニワールド革手袋は、耐熱手袋ではありません。
今回、紹介した”KS866”はインナーが無いタイプなので、内部に熱が伝わるのも早いです。
熱したクッカー・薪などは数秒なら触れますが、火の取り扱いには十分注意する必要がある革手袋になります。
耐熱性に関しては過信し過ぎないようご注意!
開封時の匂い、革のクズ
革手袋には付き物なのが”独特の匂い“。革の匂いは個人的に嫌いではありませんが、ユニワールド革手袋は強烈でした。
ただ、この匂いは使用と共に徐々に落ち着くので、気にせず使っていけば問題ないと思います。
あとは総革製という事で、使い始めは革のクズがポロポロ落ちます。ここも使用と共に落ち着きますが、基本的には野外での使用をオススメします。
この2つのデメリットは使用と共に落ち着きました。
M・Lサイズ共に結構小さめ
ユニワールド革手袋にはM・Lの2サイズありますが、どちらも結構小さめです。
今回、購入したのはMサイズ。身長170cm、指が細く手のサイズが平均くらいの私でジャストフィットでした。手や指が大きめの方は、窮屈に感じるかもしれません。
少しでも迷う方は、Lサイズをオススメします。
マジックテープ周りの塗装剥がれ
個人的に一番残念だった部分。マジックテープ周りの塗装がどんどん剥がれていきます。
開封後、バックパックに入れて持って行っただけで全て剥がれました。もちろん火に近づけたり、そもそも一度も使用していません。
ただ、これはパッケージの注意書きにも表記されていた部分なので、不具合ではありません。
この革手袋を愛用している”ヒロシさん“は剥がれて無かったので、型番の違いか、あるいは個体差なのかなと感じました。
まあ、ここも徐々に汚れて黒くなっていく筈です。実際、スス汚れが付き良い感じになってきました。
少し残念ですが”塗装剥がれ“は製品仕様になります。
ヒロシさん愛用の革手袋 型番:KS867との違い
今回レビューした”KS866”とヒロシさん愛用の“KS867”の違い。
一番の違いは、インナーの有無になります。
紹介した”KS866″は内部まで革製。着け心地が良いのは、ヒロシさんの“KS867”です。
引用:革手工房 ユニワールド
KS867は、パッケージに”内綿”表記有り。
価格は2~300円程高いだけなので、基本的にはこちらの方をオススメします。
なぜ“KS866”にしたかと言えば、単純によく見てなかったからです…。
もう一つの違いは、マジックテープの色ですね。
紹介した“KS866”はオリーブ、”KS867”はブラックになります。
引用:革手工房 ユニワールド
私が使っている物は塗装が剥がれてしまいましたが、ここは皆さんの好みで選択できます。
まとめ:【ユニワールド】革手袋レビュー ヒロシさん愛用、無骨で手に馴染むソフトオイル加工
安さゆえのデメリットはありますが、柔らかくて使い勝手が良く、なにより無骨な見た目が堪らない革手袋でした。
ヒロシさんが何年も使っているのも納得、良い意味で価格に見合わず十分に使えます。
使い始めて半年ですが、これから更に味わい深くなるのが楽しみ。破れるまで使いつつ、後々はヒロシさんと同モデルも試してみる予定。
価格を抑えつつ、使いやすい革手袋を探す方へ自信を持ってオススメです!
以上、“【ユニワールド】革手袋 KS866”のレビュー記事でした。
無骨で気軽に使える安さが堪りません!