宿泊キャンプに必須の”寝袋“ 冬は暖かいダウン、それ以外の季節は薄手の生地など、季節に合わせた使い分けが必要になります。
特に春秋のキャンプではダウンの寝袋は暑過ぎますが、寝袋なしでは眠れない寒さです。
この2シーズン専用の寝袋を用意すると快適に過ごせますよ。
今回はそんな寝袋の中から、ちょっと肌寒い春秋に最適な“NaturehikeスリーピングバッグLW180”をレビュー
収納サイズは軽量コンパクト、コンプレッション機能付きの収納袋、程よい暖かさのナイロン生地で寝心地も良いなど、ソロに必要な要素が詰まった春秋に最適な封筒型の寝袋になります。
寝袋の収納サイズを重視する方や、手頃な3シーズン用を探している方へオススメ。
軽量コンパクトな春秋用の寝袋を検討中の方は、是非ご覧下さい！
こんな方にオススメ
- 春秋用の寝袋を検討中の方
- 軽量コンパクトな寝袋を探している方
- これから秋にかけてキャンプを楽しむ方
Naturehikeスリーピングバッグ LW180 詳細
製品仕様
| 商品名 | Mini Ultralight Sleeping Bag LW180 |
|---|---|
  |
|
| 本体サイズ | 190×75cm |
| 収納サイズ | 12×29cm |
| 重量 | 680g |
| 快適使用温度 | 22℃ |
| 限界使用温度 | 15℃ |
| 生地材質 | ナイロン |
| 中綿材質 | 中空糸 |
| カラー | グリーン ブルー ダークブルー ブラウン ブラック オレンジ 薄緑 |
| 生産国 | 中国 |
| メーカー | Naturehike |
2010年設立の大手総合アウトドアメーカー”Naturehike”から販売されているUL寝袋。超軽量コンパクトでコストパフォーマンスに優れた3シーズン用封筒型。収納ケース付属のコンプレッションベルトで圧縮する事で快適に携帯可能。軽量化を重視する方やソロキャンプ、ツーリングに最適な寝袋です。
超軽量コンパクト
Naturehikeの寝袋“LW180”
UL(ウルトラライト)という表記通り、一番の魅力はそのサイズ感ですね。
片手で持てるほど軽量コンパクト。
ここから更に圧縮する事で、手のひらに収まるほど小さくなります。
その小ささは、収納サイズに定評のある“バンドック ソロドーム”でさえ大きく見えるほど。
ダウンシュラフと比較すると驚きの小ささでした。
この荷物にならないサイズ感は、あらゆる方へオススメ。
軽量化を重視する方も、きっと満足して頂けるサイズ感です。
肌触りの良い生地
寝袋の内側、外側ともに肌触りの良い生地を使用。
内側の生地はサラサラした肌触り。
寝心地も良く、一面にプリントされた“Naturehike”のロゴが印象的です。
外側は撥水加工のツルツルした生地になっており、多少濡れても安心の撥水性でした。
生地は薄めの”中空糸”という素材を採用。
程よく空気を含む為、保温・保温性もバッチリでした。
濡れても安心！肌寒い季節に最適な寝袋です。
快適を追求した機能性
コンプレッション機能付きの収納袋
もともと小さい寝袋ですが、お使いのザックやツールボックスに合わせて調整可能です。
圧縮方法も簡単で、上から体重を掛けながら4つのベルトを絞るだけ。
しっかり圧縮できる、使いやすいコンプレッションバッグでした。
ダブルジッパー
ジッパーは横側と足元の2箇所に付属。
噛み込み防止機能も付いています。
横のジッパーは足元まで開閉可能。
一般的な封筒型寝袋のような使い心地です。
足元のジッパーは閉じて保温性を確保したり、暑い時には開けて寝る事も可能。
寝る時に足が暑くなる方に嬉しい機能ですね。
横のジッパーは足元まで開いて、掛け布団としても使えます。
ちょっと寒い時に羽織るだけという使い方も良いですね。
ジッパーは右開き、左開きの2種類。
同じ寝袋をLRで連結する事も可能なので、家族で使いたい方にもオススメです。
このように快適に使える機能が充実していました。
NaturehikeスリーピングバッグLW180の使用感
サイズ面の使用感
まずはサイズ感の確認。
4月中旬、実際にキャンプで使ってみました。
私のバックパック“サイバトロン”のメイン収納スペースの道具がこちら。
圧縮するまでも無くピッタリ収まりました。
ここから更に小さくできるので、パッキングの幅も広がります。
さっそく“バンドック ソロドーム”の室内で使用。
私が最も愛用している、完全1人用のソロテントになります。
この寝袋の長さは190×75cmですが、インナー寸法200×90cmのソロドームなら問題ないサイズ感でした。
頭、足元ともに多少余裕があり、窮屈には感じません。
寝袋の下には“サーマレスト”のマットを敷いています。
こちらも縦横ともにジャストフィットでした。
持ち運びやすさ、寝る時のサイズ感もバッチリでした。
寝袋の寝心地
正直、文章で寝心地を表現するのは難しいので、ちょっとした参考までに。
この寝袋の快適使用温度は22〜15℃。
春から秋に掛けて、丁度良い暖かさになります。
内側の生地は肌触りが良く、ほんのり暖かくて寝心地は抜群。
封筒型なので、全身潜って寝ても圧迫感なく快適に眠れました。
個人的に寝心地は問題なし。
ただ、快適な睡眠を得るためには外気温が大切です。
当然ながら、快適温度である15℃を下回ると結構寒いです。
4月中旬 このくらいの気温で寝た時は、寒くて何度も起きる羽目に…。
10月下旬の秋キャンプ(外気温15℃)で使用した時は、インナーがオールメッシュのテントでも朝まで眠れました。
逆に、夏の時期は結構暑いですね。
やはり快適に使えるには春秋、夏でも涼しい高地のキャンプ場なら快適に使えそうです。
ここは季節ごとに使用感を確かめつつ追記していきます。
収納簡単！畳み方も解説
一度取り出すとなかなか上手く収納できない寝袋ですが、この寝袋は簡単に収納できます。
収納方法を簡単に解説。
- 広げて半分に畳む
- 横に折る
- 丸めて収納袋へ
まず、広げた寝袋を半分に畳みます。
次は、横から半分に畳みます。
あとは丸めて収納袋へ詰め込むだけ！
以上！2回折って丸めるだけと、凄くお手軽でした。
購入した時と比べても、大きさは変わらずキレイに収納できました。
縦→横に畳んで丸めるだけ！誰でも簡単に収納できますよ。
NaturehikeスリーピングバッグLW180のデメリット
超軽量で寝心地も良い寝袋。
ただ、気になる部分もありました…。
- ジッパーが噛みやすい
- 全体的に縫い付けが甘い
ジッパーが噛みやすい
この寝袋のジッパーは、かなり簡素な作り。
安い洋服でよく見る様な簡易的なチャックになります。
一応、噛み込み防止処理はされていますが、開く時、閉じる時に必ずと言って良いほど引っ掛かります。
ここは暗い所で引っ掛かると苦労しますね…。
無理に引っ張ると壊れる危険もあるので、取り扱いには注意が必要です。
ここは、もうちょっとスムーズに開閉できると良かった。
全体的に縫い付けが甘い
寝袋全体の縫い付けが甘く、所々ほつれていました。
特に、マジックテープ周りは脆いですね。
くっ付けて剥がすと千切れそうになるほど…。
ここは縫目に負荷を掛けない様、特に慎重に取り扱う必要があります。
収納袋のベルトにも若干のほつれ有り。
この様に、いろんな箇所の縫い付けが甘い点は許容しないといけない部分になります。
ただ、この辺は低価格ゆえに仕方ない事なのだと思います。
価格も安いので、最悪、買い替えても良いくらいの気持ちで使いましょう。
まとめ：Naturehikeスリーピングバッグ LW180
- 超軽量コンパクト
- 圧縮機能付きの収納袋
- 撥水加工＋肌触りの良い生地
- 春秋に丁度良い快適使用温度
- 収納に手間が掛からない
- 低価格で手を出しやすい
- よく噛むジッパー
- 全体的に縫い付けが甘め
持ち運びやすく程よい暖かさで、これからの時期にピッタリの寝袋でした。
このサイズ感は軽量重視の方へ最適ですね。
春秋は快適！夏は標高の高いキャンプ場に行く際に活躍する快適使用温度になります。
以上、“Naturehikeスリーピングバッグ LW180”のレビュー記事をお届けしました。
この収納サイズは本当に魅力的！
これからのシーズンに活躍すること間違い無しの寝袋でした！
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