宿泊キャンプに必須の”寝袋(シュラフ)“ には様々な種類がありますが、その中でも特に暖かく快適に眠れるのがダウン製のシュラフです。
鳥の羽毛で作られた”ダウンシュラフ“は、化繊シュラフより遥かに軽く、保温性も段違い。
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冬キャンプを楽しむ方には必須ギアだと言えます。
今回は、そんな寒い冬に最適なダウンシュラフ“NANGA(ナンガ)オーロラ600DX”3ten別注モデル カーキカラー(レギュラーサイズ)をレビュー
信頼のNANGA製、快適使用温度”−6℃〜−10℃“と高性能、通常モデルより価格が安い、重量1kg程度と持ち運びやすいサイズ感、無骨なカラーリングなど、たくさんの魅力が詰まったオススメのダウンシュラフになります。
冬キャンプで安心して眠りたい方へオススメ。
コスパを考慮しつつ、一生使える冬用寝袋を検討中の方は是非ご覧下さい!
こんな方にオススメ
- 冬に最適なシュラフを探している方
- 高品質なダウンシュラフを検討中の方
- 寝袋の持ち運びやすさ(収納サイズ)を重視する方
【NANGA】ナンガ オーロラ600DX 3ten別注モデル 詳細
製品仕様
商品名 | NANGA×3ten オーロラ600DX 別注モデル |
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本体サイズ | レギュラー(最大長210cm×最大肩幅80cm ”身長175cmまで”) ロング(最大長228×最大肩幅85cm ”身長185cmまで”) |
収納サイズ | φ18×30cm |
重量 | 1.15kg |
快適使用温度 | -6℃ |
限界使用温度 | -11℃ |
羽毛量 | 600g(760FPスパニッシュダウン) |
表生地 | オーロラテックス(多孔質ポリウレタン防水コーティング素材) |
裏生地 | 20dnナイロン |
カラー | カーキ ブラウン |
生産国 | 日本 |
メーカー | NANGA |
表生地には、超撥水生地、オーロラテックス使用!羽毛も、スタンダードモデル/STD(650FP)では無く、ナンガ高級ラインのオーロラライトなどで使用しているデラックスモデル/DX(760FP)を使用しています。
引用:日本製寝袋のお店 3ten
高級ダウンの快適な暖かさと寝心地
”NANGA オーロラ“シリーズの特徴とも言える760FP(フィルパワー)高級ダウンを使用。
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高い保温性・柔軟性を備え、それでいて軽い。寒い冬でも快適に眠る事ができます。
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内部に封入されているダウンはまさに高級品と言った感じ。しっかりした形の羽と羽毛が出てきました。
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この2種類のダウンが、ふんだんに空気を取り込む訳ですね。
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私は約2年間、このシュラフで冬を越しましたが、外がどんなに寒くても朝まで暖かく過ごせています。
![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2023/02/C8659CFD-F53B-4D26-9046-13ED92D0A477.jpeg)
この寝袋のおかげで寒い冬も快適です!
NANGA×3ten別注モデルの特徴(通常モデルとの違い)
京都の寝袋販売店”3ten”とのコラボモデルであるNANGAオーロラ。
通常モデルとほぼ同じ性能ですが、いくつかの違い・特徴があります。
- 独自のカラー展開(カーキ・ブラウン)
- 通常モデルより価格が安い
- 通常モデルから約100gほど軽量化
3ten別注モデル一番の特徴が無骨な見た目。
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通常モデルより落ち着いたカラーリングで、自然の中に違和感なく溶け込みます。
ここが私の購入の決めてになった部分とも言えますね。
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他にも、通常モデルより価格が安い(約一万円ほど安価)、裏生地を40→20dnへ変更し軽量化されているなど、別注モデルはコスト面・持ち運びやすさに優れた寝袋になります。
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![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2023/02/C8659CFD-F53B-4D26-9046-13ED92D0A477.jpeg)
価格と性能のバランス、独自カラーが別注モデルの特徴です。
冬の結露に強い生地”オーロラテックス”を採用
シュラフ外側は、NANGAダウンシュラフの代名詞とも言える生地”オーロラテックス“を採用。
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この生地は撥水性に優れ、シュラフカバーも不要。
内部への浸水に強い構造なので、冬キャンプにつきものの結露や雨の中でも問題なく使えます。
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![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2023/02/C8659CFD-F53B-4D26-9046-13ED92D0A477.jpeg)
抜群の撥水性能!多少の雨や結露は怖くありません。
【NANGA】ナンガ オーロラ600DX 3ten別注モデルの使用感
セット内容・仕様
“NANGAオーロラ600DX 3ten別注モデル”のセット内容は以下の通り。
- NANGAオーロラ600DX
- 専用収納袋
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シュラフ本体は一般的なマミー型。内部は窮屈そうに見えて、寝返りが打てるほど広いです。
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裏面も一面カーキカラーになっており、水に強い生地”オーロラテックス”で覆われています。
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足元は、ハンモック等に固定できるループ付き。
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シュラフ内部は750FPの暖かいダウンがぎっしり。ナイロン生地の肌触りも最高です。
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このダウンは首元まで詰まっており、外に空気を漏らさない構造。
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引用:Amazon
顔部分は内側・外側の2ヶ所から巾着のように絞る事ができ、シュラフ内部の保温性を更に高めます。
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頭にマクラを敷く事で、更に寝心地が良くなりますね。
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NANGAのロゴが入ったジッパーは信頼のYKK製。
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内側・外側、両方から開く事ができるダブルジッパー式。白い部分は蛍光カラー、暗闇で光ります。
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開閉はかなりスムーズ、今まで引っかかった事は一度もありません。
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NANGAのロゴが入った収納袋、内部は防水仕様になっています。
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伸縮性があり、破れにくい構造の為、かさばるシュラフも簡単に収まります。
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![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2022/04/o.png)
以上が簡単な製品仕様。続いては使用感を紹介します!
冬キャンプでの暖かさ・寝心地
このシュラフの快適使用温度は−6℃〜10℃(限界温度−11℃)
冬キャンプの厳しい寒さに耐える性能になっています。
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小型のテント“バンドック ソロドーム“にも難なく収まり、撥水加工の生地(オーロラテックス)で結露も気になりません。
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ダウンが詰まった内側はサラサラと肌触りが良く、しっかり暖かくて寝心地抜群。
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どんなに寒くても、この寝袋に包まるだけで天国ですね。
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毎年、インナーがメッシュ生地のテントで使ってますが、全く問題なく過ごせています。
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問題は底冷えですが、マットとブランケットの組み合わせで、氷点下3℃の中でも朝まで起きる事なく快眠。
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・【サーマレスト】Zライトソル 2年使用レビュー 寝心地・耐久性共に高品質!
ただ、私は冬でも温暖な九州地方で使用しており、最大−5℃くらいまでしか検証できませんが、個人的に600DXのスペックがあれば必要十分に感じました。
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![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2023/02/C8659CFD-F53B-4D26-9046-13ED92D0A477.jpeg)
さすがの寝心地と防寒性!冬キャンプでも快適に過ごせます。
NANGA オーロラ600DXの収納サイズについて
スペック表の収納サイズは“φ18×30cm”ですが実際の横幅は約40cmほど。
空気を含む為、ある程度は大きくなってしまいます。
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軽量コンパクトで定評のある”バンドック ソロドーム“や“Naturehikeの寝袋”と比較すると、やはり少し大きめ。
それでも、安価な海外製の寝袋とは比較にならない軽さ・収納サイズです。
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容量が少ないバックパック(約37L)にも収納できますし、重量1.15kgと徒歩キャンプでも負担にならない重さでした。
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更にここからコンプレッションキャップで圧縮する事で、より持ち運びやすくなりますね。
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外付けしても邪魔にならない大きさなので、個人的にはソロキャンプにもってこいの収納サイズだと感じました。
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![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2023/02/C8659CFD-F53B-4D26-9046-13ED92D0A477.jpeg)
収納サイズ重視の私でも持ち運びやすいサイズ感でした。
NANGA オーロラ600DXの収納方法を解説
紹介したNANGAオーロラ600DXを含め、大きくかさばるダウンシュラフ。
一度取り出すとうまく収納できないイメージですが、実際は簡単に収納できます。
- シュラフ全体の空気を抜く
- 足先から収納袋へ詰める
- 巾着を絞って収納完了
1.シュラフ全体の空気をゆっくり抜く
※一気に体重をかけると縫い目からダウンが飛び出します
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2.足先から収納袋へ詰める
ある程度 小さくなったら、もう一度広げて足先から収納袋へ。理由は、密閉された足先から頭の方へ空気が抜ける構造の為です。
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収納袋とシュラフを回しながら、形を整えつつ均等に詰めます。
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詰める毎に上部が膨らんでくるので、その都度 空気を抜きながら収納します。
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3.巾着を絞って収納完了
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最後に巾着を絞って収納完了。巾着部分は2重構造になっており、比較的キレイに収まります。
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この詰め方はダウンシュラフの基本の収納方法になります。
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キッチリ畳むより収納しやすく、中のダウンが痛みにくい為です。購入時と比べても変わらずキレイに収納できました。
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空気を抜きながら詰めるだけ!誰でも簡単に収納できますよ。
【NANGA】ナンガ オーロラ600DX 3ten別注モデルのデメリット
- 通常モデルより匂いが強い
- 通常モデルより生地が薄い
通常モデルより匂いが強い
レビューで多く書かれていた事ですが、別注モデルはダウンの獣臭が強いというデメリットがあります。
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ダウン製品は少なからず匂いがする物なので、敏感な方は気になるかもしれません。
ただ、この匂いは個人的に全く気になりませんでした。仮に酷くても使用と共に落ち着いていきます。
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![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2022/04/o.png)
匂いには慣れや個体差があるかもしれません
通常モデルより生地が薄い
ナイロン裏生地を40→20dnに軽量化されたのはメリットと言えますが、一方で耐久性は落ちているとも言えます。
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確かに、若干 破れないか心配になる事もありますが、2年ほど使って一切破損はありません。
生地が薄いせいで保温性が低いという事もないので、今のところ安心して使えています。
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仮に破損しても、本家同様 永久保証が付いており、無料で修理して貰える可能性があります。
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![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2022/04/o.png)
生地の薄さは、少し丁寧に扱うくらいの気持ちで十分カバーできます!
まとめ:【NANGA】オーロラ600DX 3ten別注モデル レビュー 信頼の暖かさと寝心地、冬に最適なダウンシュラフ
![](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_2372-1-800x600.jpeg)
- 無骨なカラーリング
- 信頼の暖かさと寝心地
- 通常モデルより価格が安い
- 比較的、持ち運びやすい
- 日本正規品 永久保証付き
- 通常モデルより匂いが強い
- 通常モデルより生地が薄い
暖かさと快適な寝心地は、さすが”NANGA”と言えますね。
価格と性能のバランスが良く、バックパックでも比較的 持ち運びやすく収納も簡単。
まさに冬に最適なダウンシュラフだと感じます。
冬用寝袋を検討している方の参考になると幸いです!
以上、“NANGA オーロラ600DX 3ten別注モデル”のレビュー記事でした。
![メメタァ](https://burari-camp.com/wp-content/uploads/2023/02/C8659CFD-F53B-4D26-9046-13ED92D0A477.jpeg)
冬はこの寝袋があれば問題なし!約2年間 愛用しています。