ソロキャンパーに大人気のワンポールテント。
天候や周囲を気にせず、室内でも快適に過ごせる点はソロに最適!寒い時期に薪ストーブが選択肢に入るのもワンポールの魅力ですね。

1人でも設営簡単、広くて快適なところが良い!と感じる方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなワンポールテントの中から“OneTigrisコニファー”をレビュー。
二股ポール採用の快適な室内に薪ストーブもIN可能。無骨な見た目とTC素材で火に強いなど、小型ながら快適に過ごせる要素が満載、ソロでゆっくり過ごしたい方へオススメです。
数あるワンポールテントの中でも、コニファー以上にコスパに優れた物はなかなかありません。
快適に過ごせるソロ用ワンポールテントを検討中の方は、是非ご覧下さい!
こんな方にオススメ
- 快適なワンポールテントを検討中の方
- 機能的なソロ用ワンポールを探している方
- 無骨なワンポールテントが好きな方
OneTigrisコニファー詳細
製品仕様
商品名 | OneTigris CONIFER |
---|---|
本体サイズ | W260×D260×H180cm |
収納サイズ | 20x60cm |
重量 | 6.8kg |
耐水圧 | 3〜400mm |
材質 | テント:TC ポリコットン生地 ポール:7075アルミニウム合金 ペグ:アルミ |
セット内容 | テント本体 Aフレームポールセット(中×8 小×2 V字×1 ベルト×1) ストーブジャック:20x30cm;煙突穴直径9cm スタッフサック アルミペグ×14 3mロープ×6 |
カラー | グリーン |
メーカー | OneTigris |
ミリタリー調アウトドア製品を展開する中国発ブランド“OneTigris(ワンティグリス)”から販売されているTCポリコットン製ワンポールテント“OneTigrisコニファー” 。二股ポールを標準搭載した広い室内空間、スカートや薪ストーブ円筒口を装備したシートは寒い時期も快適。大き過ぎないサイズ感で設営簡単、無骨な見た目が魅力のソロに最適なワンポールテントです。
無骨な見た目
まず、“OneTigrisコニファー”の魅力は、グリーン基調の無骨な見た目。

補助ポールで立ち上げた一角からも、一般的なワンポールテントとは違う無骨な印象を受けます。

山や海など、フィールドを問わず、どこでも映える見た目が魅力的。


無骨なテントを好む方へオススメできるポイントです。
二股ポール採用の広い室内
二股ポールを標準搭載。
広くて快適な室内は、様々なレイアウトを楽しめます。

道具が多い方も安心。
中央にポールが無いだけで居住性は段違いです。

テント内でも快適に過ごせるところは、ソロキャンプに欠かせない要素ですね。


この快適性はAmazonレビューでも高評価されていました。
火に強いTC素材で薪ストーブも使用可能
火に強いTCポリコットン製のシートを採用。

テントのすぐ側で、安心して焚き火を楽しめます。

円筒口を搭載しており薪ストーブも使用可能。

寒い時期でも快適に過ごせるテントになります。
引用:Amazon
細い快適機能を完備
テント本体には、便利なスカートが付属しています。

暑い時期は、虫の侵入を防止したり捲り上げて風通しを良くする事が可能。

寒い時期は、風の侵入を防ぐ事もできます。

テント側面のメッシュ部分を開くと、更に通気性UP!

この部分は通気性が良くなるだけで無く、テント内の圧迫感を軽減する効果もあります。


TC素材ながら暑い夏でも快適に過ごせます!
テント頂点にループを搭載しているので、タープを連結しやすいのも魅力のひとつですね。


このように快適に過ごせる要素がたくさん詰まっていました!

OneTigrisコニファー設営方法
実際にコニファーを設営しながら手順を解説していきます。

セット内容
設営に使う“OneTigrisコニファー”のセット内容は以下の通りです。
- テント本体
- ロープ、ペグ、円筒ガード類
- ポールセット(中サイズ×8、小サイズ×2、V字ポール、テンションベルト)


実物のテントを使いながら組み立てていきます。
OneTigrisコニファー設営
- テント本体を広げる
- 四隅をペグダウン
- 二股ポールでテントを立ち上げる
- 補助ポールを取り付ける
- テンションベルトを調整して完成
1.テント本体を広げる

この黒いメッシュ部分が入口に対して左側になります。

2.テント四隅をペグダウン

軽くたるんだ状態でOK。
テントの形は最終的にベルトで調整します。


3.二股ポールを組み立てる

4本の中型ポールを繋げて1つへ。
計8本を使った長いポールが2つ出来上がります。

組み立てた2本をV字ポールで固定すると二股化。


最後に、ポールの足部分をテンションベルトで繋ぐと二股ポールの完成です。

ポールへ取り付けたテンションベルトは、キュッと絞ってハリを持たせましょう。

4.テント本体をポールで立ち上げる
ポールの頂点を天井に沿わせながらテント内へ。


テント前後の出入り口にポールを沿わせます。

これでテントが自立すれば、二股ポールの取り付けは完了です。

5.補助ポール取り付け
側面の黒いメッシュ部分を補助ポールで立ち上げます。

2本の小型ポールを組み立てて1つへ。


メッシュ付近にあるベルト上下の穴へポールを取り付けます。



伸びたベルトをペグダウン、補助ポールの取り付けも完了です。

6.テントの形を整えて完成
最後にテントの形を整える作業です。

ペグダウンした全箇所のベルトを絞り、テントをキレイに整えていきましょう。




全体がキレイに立ち上がったら“OneTigrisコニファー”設営完了です。


ここまで、10分掛からず設営できますよ!
OneTigrisコニファーの使用感
実際にキャンプで使ってみて、この部分が気に入りました。
- 無骨な見た目
- テント内を広く使える二股ポール

高さ180cmとワンポールテントの中では低い部類。
それでも、窮屈には感じません。

これは二股ポールのおかげですね。
中央にポールがある一般的なワンポールテントとは快適性が段違いです。

片側を寝室、もう片方はテーブルや荷物、薪ストーブを設置したり等、好きなレイアウトを楽しめますね。

前後に扉があるおかげで出入りがラクで、通気性も良し。

扉を跳ね上げるとタープ代わりになり、レイアウトの幅も広めでした。

ここは、片側のみ立ち上げたり、ポールを増やして広く使ったりと、幅広いスタイルを楽しめます。

そしてなにより、この渋い色と無骨なフォルムが堪りません!

特に、補助ポールで立ち上げた部分が良いですね。


普通のワンポールテントには無い無骨さだと思いませんか?
この見た目と、あらゆるスタイルで楽しめる機能性がコニファーの魅力です。

以上、室内の快適性はもちろん、様々なレイアウトを楽しめるTCワンポールテント”OneTigrisコニファー“の使用感でした!


季節を問わず、快適なソロを楽しめるテントです!
OneTigrisコニファーのデメリット
- テント本体が重い
- TC素材で雨に弱い
テント本体の重さ
“OneTigrisコニファー”の重量は6.8kg


収納サイズも大きめで、ソロで持ち運ぶには重過ぎると感じました…。
それは、普通のワンポールテントよりポールの数が多いからですね。


重いポールが計11本も入っています。
車やオートサイトを利用する方は問題ないのですが、駐車場から離れたサイトや徒歩で持ち運ぶ場合は注意が必要です。

雨に弱いTC素材
コニファーは火に強いTC素材。
しかし、雨には弱いのです…。

これは、このテントに限らず、TCテント全般の問題ですね。

雨でも問題ない耐水圧は1000mmからと言われてますが、コニファーは400mm程度しかありません。
水に濡れた場合、弾く事なく全て吸収してしまいます。

最悪、雨の重みでテントが倒壊してしまう事もあるので、雨の日は使えないと割りきましょう。
OneTigrisインナーテントで快適性UP
OneTigrisから販売されているインナーテントを取り付けると、更に快適性UP
素材はオールメッシュ。
レイアウトを邪魔しない片側インナータイプで、地面の汚れや虫の侵入を防止します。
引用:Amazon

更に快適に過ごしたい方は、こちらを取り付けるのもオススメですね。
インナーテント付きで快適な”DODワンポールテントM“も紹介しています。こちらは更に設営簡単でオシャレな見た目が魅力的です。
まとめ:Onetigrisコニファー
- 設営簡単
- 無骨な見た目
- ソロに最適なサイズ感
- 二股ポールを標準搭載
- 広い室内で快適に過ごせる
- 薪ストーブも使用可能
- TC素材で安心して焚き火を楽しめる
- 通気性、保温性抜群!オールシーズン対応
- 収納サイズが大きめ
- 6.8kgはソロテントの中でも重め
- 雨の日は使えない

二股ポールの快適室内や大き過ぎないサイズ感は、まさにソロ向き。
無骨な見た目が魅力の“OneTigrisコニファー”レビュー記事でした。

無骨な見た目と快適なソロを満喫できるワンポールテントです!