キャンプやアウトドアと言えば鉄板調理!
皆さんは、鉄板を使って料理した事はありますか?
凝った料理は作らないソロキャンパーの私ですが『鉄板で肉を焼くだけでも楽しいかな?』と、ふと思いました。
実は、ヒロシさんオリジナルの”独焼鉄板”に憧れがあったのですが、手に入れるのは難しいのが現状です…。
そこで、いろいろな鉄板を探す内にコレかな?と思える鉄板に、ようやく出会う事ができました。
今回は、そんな私が初めて購入し愛用している本格的なソロ鉄板”FUTURE FOX鉄板”をレビュー。
板厚4.5mmで、どんな食材でも美味しく調理可能。ソロで使うには丁度良いサイズ感です。
なるべく荷物を軽くしたいソロの方に取っては、正直ちょっと重いかもしれません…。
それでも、ついキャンプへ持って行きたくなる魅力を秘めた鉄板です。
使う度に味が出る『FUTURE FOX鉄板』を是非、皆さんも育ててみませんか?
こんな方にオススメ
・初めて鉄板に触れる方
・美味しい肉を焼きたい方
・じっくり使い込める鉄板を探している方
・鉄板の見た目にもこだわりたい方
FUTURE FOX鉄板詳細
製品仕様
南信州発のアウトドアブランド、FUTURE FOXから発売されているアウトドア鉄板。ソロで使うには最適なサイズ感。厚さ4.5㎜と分厚く、どんな食材でも美味しく焼く事ができます。使い込むほど馴染み、きちんと手入れすれば半永久的に使用可能。付属品にも一切妥協せず高品質、無骨感が光る鉄板セットになります。
フチありで極厚
FUTURE FOX鉄板は板厚4.5㎜。
とにかく分厚い!
この厚みのおかげで熱を蓄え、どんな食材でもじっくり焼く事ができます。
フチ有りのおかげで油や水分がこぼれる心配も無し。
例えばステーキやハンバーグの場合、余す事無く肉汁をキャッチ!
旨味を凝縮しながら美味しく焼けますね!
お洒落な見た目
ただ置いただけで溢れる無骨感!
お洒落なキャンプギアは見るだけでも気分が上がりますよね。
見た目にもこだわりたい方へオススメ出来るポイントです。
高品質な付属品
付属品といえば、最低限使える物を想像しませんか?
FUTURE FOXは妥協しません!
ヘラはこの鉄板専用に一から造られています。
無骨な雰囲気を出す為、こだわりを持って開発したと製作者さんコメントにありました。
私は鉄板も気に入りましたが、このヘラに惚れました。
しっかりとした厚みと重量感。ただ持つだけでテンションUP!
ステーキを切り分ける・餃子を焼く・ハンバーグをひっくり返す等、使い勝手も良く大活躍しています!
専用ハンドルもオシャレ。
持ち手部分にはヘラ同様FUTURE FOXのロゴ入り。握り心地の良い持ちやすいハンドルです。
鉄板のフチへ差し込み、テコの原理で持ち上げるように使います。
また、鉄板の向きに関わらず好きな方向から持ち上げる事ができます。ここも使い勝手が良いポイント!
オシャレなロゴ入りの収納袋。
厚みのある丈夫な素材なので、鉄板を安心して持ち運べます。
汚れが目立たないブラックカラーなのも高ポイント!鉄板のスス汚れを気にする事なく収納できますね。
鉄板の使用前には要シーズニング
鉄板の使用前に必ずシーズニングを行いましょう。
そのまま使用すると、表面に塗ってあるワックスや薬品が料理に染み込んで不味くなったり、鉄板が錆びて料理が焦げ付く原因になりますので、とても重要な作業になります。
・シーズニングの手順
1.鉄板を洗剤でよく洗う
2.水分が十分に蒸発するまで火にかける
3.鉄板全体に油を塗る
4.火にかけて空焚きをする
5.煙が出なくなるまで加熱後自然に冷ます
6.油を塗る→空焚きを3~5回くり返す
7.野菜くずを炒める
8.鉄板全体に油を薄く塗り完成!
シーズニングすると、こんなに色が変わります。
シーズニング前
シーズニング後
表面が油でコーティングされる事で、じっくり焼いても焦げ付かない頼もしい鉄板に!
使用後は、洗剤を使わず水とスポンジで汚れを洗い流します。最後に空焚きで水分を飛ばして油を塗るだけ。
※焦げ付いたり目立つ汚れがある場合、『水を張って沸騰させる→ヘラで軽く擦る』と簡単に剥がれ落ちますよ!
この様に、簡単なメンテナンスさえしっかり行えば、半永久的に使用可能な鉄板の完成です。
シーズニング方法の詳細も解説していますので、鉄板を使いたい方は是非ご確認下さい。
FUTURE FOX鉄板の使用感
鉄板と言えばステーキ!
私は主に、美味しい肉を焼く為に使っています。
4.5mmの厚みでじっくり火を通すので、長時間焼いても焦げる事はありません。
脂身の多い豚トロもこの通り
抜群の焼き加減に!
じっくり10分以上焼きましたが、焦げる事なく絶妙な美味しさでした。
フチがあるので脂が溢れず旨味も凝縮!肉汁も含めて、肉本来の美味しさを堪能できますよ!
ハンバーグは特にオススメですね。
こちらも肉汁が溢れる事なく凝縮されます。
余った肉汁にソースとケチャップを加えれば、立派なデミグラスソースの出来上がりです!
ニラ玉や焼きそば等の、定番キャンプ飯にも大活躍です!
鉄板のサイズはシングルバーナーSOTO ST-310のゴトクにピッタリ収まる大きさ。
もちろん、他社のバーナーに乗せても安定するよう考えて設計されています。
シーズニングの際、2時間程加熱しましたが、輻射熱でガス缶が熱くなる事もありませんでした。
フチがあるので汁物や揚げ物もOK!
煮込み料理やアヒージョなんかも良いですね!
FUTURE FOX鉄板はガス火・直火の両方で使用可能
私は主に焚き火台『ピコグリル』に乗せて使用しています。
この鉄板を使った調理もしやすいので、個人的にオススメの焚き火台ですね。
鉄板を安全に使う為のオプションを紹介
遮熱テーブル
鉄板を長時間シングルバーナーで加熱すると、物体に熱が反射する現象『輻射熱』が発生します。この輻射熱の影響でガス缶が熱くなり爆発する恐れがあるので、遮熱テーブルを使うとより安全に使用する事が出来ます。熱を遮るだけでなく、安定感も増すので快適に料理を楽しめますよ!
ガス缶カバー
ガス缶カバーもお手軽でオススメです。
ガス缶を輻射熱から守る以外に、寒い時期に缶が冷えて使えなくなる事を防ぐ効果があります。滑り止め効果もあり見た目もオシャレになるので、こちらを検討してみるのも良いのではないでしょうか?
FUTURE FOX鉄板のデメリット
個人的に気になった2つのポイント
ハンドルが水平で手が疲れる
FUTURE FOX鉄板のハンドルは、フチに引っ掛けテコの原理で持ち上げます。
このハンドルが鉄板と水平な作りになっている為、手に重さがダイレクトに伝わって疲れます…。
ここは、こういう鉄板の様に、上に反りがあると良かったですね。
ただ、このデメリットは、料理中 頻繁に鉄板を持ち上げなければ問題ありません。
鉄板から料理を移す時、向きを変える時だけ持ち上げる様にしましょう!
とにかく重い
上の内容と被る部分もありますが、とにかく重いです…。
鉄なので重いのは当然ですが、鉄板の中でも1.3kgは重い部類に入ります。
ヘラやハンドルを入れると、私が愛用しているソロテントと変わらない重さでした…。
良いギアなので出来るだけキャンプへ持って行くのですが、正直、重過ぎると感じますね。
軽量化を求める際は、真っ先に置いて行こうと考えてしまいます…。
ただ、この重さは、私が軽量スタイルだからこそ気になるのかもしれません。
同じソロキャンパーの方でも、オートサイトで楽しんだり荷物の量を気にしない車移動の場合は、普通の重さだなと感じるかもしれませんね。
以上、FUTUR FOX鉄板レビューでした!
まとめ:FUTURE FOX鉄板
- 食材をじっくり美味しく焼ける
- お手入れすると一生使える
- フチありで使いやすい
- オプションが高品質
- 使い易いサイズ感
- 見た目がオシャレ
- 1.3kgと片手で持つには重め
- 持ち手と鉄板が水平で手が疲れる
ご覧頂き、ありがとうございました!
ソロ用として完成されたFUTURE FOX鉄板。オプションも高品質、お手入れ次第で一生使えるので誰にでもオススメできる鉄板でした!
この鉄板で焼いたステーキは、とにかく柔らかくて絶品でした…!
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