皆さんは焚き火の時、火をスムーズに起こせていますか?
キャンプ初心者を悩ませる着火の難しさ。
どうすれば火がつくのか?頭では分かっていても、上手くいかないものですよね…。
私は初心者の頃、火起こしに1時間以上掛かった経験が何度もあります…。
そんな時に活躍するのが“着火剤”
試しに使ってみると、一瞬で火を起こせてビックリ!!
着火剤は、一度点火すると長時間燃え続けるので、誰でもスムーズに焚き火を楽しむ事ができます。
ただし、着火剤にも様々な種類があるので用途によって使い分けが必要です。
そこで今回は、着火剤の簡単な解説と個人的にオススメな着火剤を紹介します
この記事を読むと分かる事
火が点かなくてお困りの方は着火剤を活用して、キャンプの醍醐味 焚き火を楽しんで下さい!
着火剤の種類
大きく分けて3種類の着火剤
固形タイプ
もっとも扱いやすいブロック状の固形タイプ。
木の屑を石油系の成分で固めて作られた着火剤。
使い方は簡単!ライター等で火を着けて、その上に薪を載せていくだけ!
燃焼時間も10分前後と長めで、必要な分だけ小分けして使う事ができます。
注意点は湿気に弱いところ。
開封後は真空パックで密閉するか、出来るだけ早く使い切るようにしましょう。
ジェルタイプ
液体状のジェルタイプ。
燃えにくい炭・大型の薪にも着火しやすいのが特徴。湿気を気にする事なく保管しやすいメリットもあります。
使い方は炭や薪に直接塗ってライターで点火するだけ!
注意点は、つぎ足し厳禁!液体なのに想像以上によく燃えます。
すでに燃えている薪の上から足してしまうと、手や衣類に燃え移って火傷してしまう事も。お手軽ですが取り扱いには注意が必要な着火剤です。
天然の着火剤
キャンプ地によっては優秀な着火剤が落ちている場合があります。
具体的には、『松ぼっくり・杉の葉・ススキ・シラカバの樹皮』など様々な物があります。
市販の着火剤に劣らず、よく燃えるので重宝しますよ。
天然物は、金を掛けず使える優秀な着火剤ですね。
常に手に入る物ではありませんが、見付ける事ができたらラッキーです!キャンプを楽しむついでに、皆さんも探してみてはいかがでしょうか?
天然物では無いですが、着火剤は自作する事もできます。空き缶と布で作れるので、是非こちらもお試し下さい!
オススメの着火剤5選
それでは、私が実際に使って良かった着火剤の中からオススメ順に5つ紹介します。
キャプテンスタッグ ファイアブロック
もっとも標準的な固形タイプの着火剤。
1枚9片のブロックが5枚入りと大容量。
燃焼時間は、ひとカケラ5〜10分と長め。
誰にでもオススメできる使い勝手の良い着火剤です。
使用量にもよりますが、ひと袋買っておくと一年以上持つかもしれません。湿気に弱いのでジップロック等で密封して保管しましょう。
ファイヤーライターズ
太いマッチの様な着火剤。
使い方も まさにマッチ。
箱の側面で擦る事で燃焼します。
燃焼時間は1本8〜12分。火力が高く、ライターも不要なので使い勝手抜群です。
一箱20本も入っているので、とりあえず持って行くと間違い無い着火剤。
キャプテンスタッグ ファイアジェントパック
小分けされたジェルタイプの着火剤。
袋のまま火を着けるだけで、お手軽に使用する事ができます。
燃焼時間は15〜20分。
かさばるチューブ型のタイプと比べると持ち運びや保管もラク。ジェルがこぼれて火傷するリスクも少ないので、初心者の方にもオススメの着火剤です。
エコココロゴス ミニラウンドストーブ
炭の様な形の着火剤。
着火剤というよりは固形燃料に近い使用感になります。
ライター等で簡単に火が着き、燃焼時間は驚きの60分以上!
これひとつで、分厚いステーキが4枚も焼けるという強力な燃焼性能を誇ります。
エコな素材で作られているので、嫌な匂いも無し。備長炭などの燃えにくい炭にひとつ投入するだけで、安定した調理を楽しめますよ。
artlies ファットウッド ティンダーウッド
ファットウッドとは、松の木の樹脂を多く含んだ木材。
火を近づけるとすぐに燃え始めます。
燃焼時間は10〜15分ほど。
そのまま燃やしたり細かく削って使う等、お好みの使い方ができるのが特徴。腐る事もないので保管もしやすいです。
こちらの商品は専用の缶ケースも付属しているので、小型の火吹き棒やファイヤースターター等、焚き火セットを一緒に収納できて便利ですよ。
着火剤の選び方
着火剤を大きく分けると、固形タイプ・ジェルタイプの2種類。
例外として、自然の中で手に入る着火剤もあります。
どれが良いか迷った方は、固形タイプを選ぶと良いですよ!
使いやすいオススメ着火剤:まとめ
着火が上手くいかないというのは、キャンパーなら誰もが通る道。
今回ご紹介した着火剤は、ほんの一部に過ぎませんが定番の物ばかり。
是非、皆さんも自分に合った着火剤を見つけて、焚き火を楽しんで下さいね!
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