焚き火に欠かせない”着火道具“
ライター・火打ち石・ファイヤースターター等、いろんな道具があります。
道具によって火の点のつけ方も様々。
好きな着火方法を楽しめるのも、キャンプの魅力の一つです。

皆さんは、どんな着火方法がお好きでしょうか?
数ある道具の中でも “火打ち石“を使った着火は無骨でオススメ
ちょっと練習が必要ですが、上手くいった時の感動は堪りません!

火起こしが好きな方へ、是非 試してほしい道具になります。
今回は、そんな火打ち石での着火を手軽に楽しめる“PSKOOK火打ち石セット”をレビュー。
火打ち石・火吹き棒・チャークロス作成キットが揃った 焚き火ギアになります。
火打ち石での着火と言えば、“ヒロシさん”でお馴染み。
一度やってみたい!という方も多いかもしれませんね。
着火に拘りたい方、焚き火が好きな方は是非ご覧下さい。
こんな方にオススメ
- 火打ち石を使ってみたい方
- 凝った着火を楽しみたい方
- 焚き火道具を充実させたい方
【PSKOOK】火打ち石セット詳細
製品仕様
商品名 | PSKOOK 火打石セット |
---|---|
本体サイズ | アイアンボックス:12.5x9x3.5cm 火打鎌:9.5x5.3x0.4㎝ 火吹き棒:9~48㎝ |
重量 | 約200g |
セット内容 | 火打ち金 火打ち石 火吹き棒 綿布 アイアンボックス |
メーカー | PSKOOK |
焚き火関連ギアを展開するアウトドアブランド”PSKOOK”から販売されている火打ち石セット。無骨なデザインの火打ち金、天然のメノウ石、コンパクト火吹き棒などが揃う充実のセット内容。これ一つで火打ち石を使った着火、焚き火を楽しめます。
お得な焚き火・着火道具のセット
PSKOOK火打ち石セットは、数種類の焚き火ギアで構成された着火道具箱です。


まずはメインの”火打ち金“
メリケンサックの様な形状で、石に打ちつけ火花を飛ばす様に使います。

無骨なデザイン、手に馴染むサイズ感が魅力です。

火打ち石での着火に欠かせない”メノウ石“
こちらは個体差があり、形・大きさ共にランダム。

私が購入した物は、薄型で手のひら大のサイズでした。

大き過ぎると使い辛いので、ハンマーで砕いて使っています。

付属品の”コンパクト火吹き棒“
収納サイズ 9cm、手に収まるサイズ感が魅力です。

使用サイズは最大48cm。
簡単な作りですが性能は文句なし!
火の勢いを強めたり、ちょっと火を弄ったりと便利に使えます。

”コットン生地の布“が付属
こちらはチャークロス作成用の布になります。

缶ケースを道具箱にする方は、中敷きとして使うのもオススメ。


丈夫な生地なので、缶ケース内部のキズ・持ち歩く際の音を軽減できます。
シンプルな”アルミ缶ケース“
本来はチャークロス作成キットとして使用する物ですが、道具箱としても優秀です。

大容量でいろんな道具を収納可能!
着火道具を一つにまとめたい方へ、オススメできるポイントです。

以上、火打ち石をメインに5つの道具がセットになったギアになります。

焚き火周りが充実するセット内容です!
選べるデザインの火打ち石
【PSKOOK】火打ち石セットは3種類を展開。
セット内容はそのままに、火打ち金のデザインが異なります。



出典:Amazon

どれも無骨なデザインが魅力的!
若干、使用感は異なりますが、性能に違いはなく好きな見た目で楽しめます。
【PSKOOK】火打ち石セットの使用感
セット内容
セット内容は以下の通り。
今回は”火打ち金Type4セット”を使用します。
- 火打ち金
- メノウ石
- 火吹き棒
- 缶ケース
- チャークロス用の布

火起こしに使用するのは2種類。
- 火打ち金
- 火打ち石

こちらを布の着火剤”チャークロス”と組み合わせて使用します。

チャークロスは付属品の2つで作成可能。
- 布
- 缶ケース

作り方は、とっても簡単!
- 缶の中心に小さい穴を空ける
- 缶ケースに布を詰める
- 缶にフタをして加熱する
- 穴から煙が出なくなるまで待つ
- 缶を冷まして完成!

出典:Amazon
※使用方法は事項で解説
このように誰でも簡単に作成できます!
缶ケースを道具箱にする方は、別途 用意すると良いでしょう。

チャークロスは市販品でも良いですが、自分で作る事もできますよ!
空き缶を使ったチャークロスの作り方を、こちらの記事で解説しています。
火打ち石の使用感・使い方
さっそく点火!の前に、まずは事前準備。
”枯葉の束“と“細い木の枝”を用意します。


片手に”火打ち金”もう片方の手に
”チャークロスを添えたメノウ石”を持ちます。

あとはメノウ石の角を火打ち金で叩くだけ!
上手く叩くと火花が飛びます。

この火花がチャークロスに燃え移り、着火剤として機能するという仕組みです。


チャークロスの一部が赤くなると点火成功!
点火したチャークロスを枯葉で包み、息を吹きかけると燃え上がります。


あとは細い枝から順番に乗せていき、焚き火を楽しむだけ!

PSKOOK火打ち金は、軽く叩くだけで火花が散りました!


火打ち石が初めての方も簡単に扱えますよ!
火吹き棒の使用感
火吹き棒は”シンプルに使いやすい“
というのが率直な感想です。


いわゆる海外製の量産型 火吹き棒のようで
以前、他メーカーの焚き火台に付属していた物と全く同じ商品でした。

私は道具の収納サイズを重視しているので、大きい火吹き棒よりも こちらの方が好み。

耐久性もバッチリ!このタイプの火吹き棒を2年間、月3回ペースで使用、最後は壊れてしまいましたが、PSKOOK製も2年は使えそうです。

送風性能も十分!特に買い替え予定もなく、私の必須 焚き火ギアの一つになっています。


良い火吹き棒には敵いませんが、十分使える性能です!
缶ケースの使用感
缶ケースは道具箱として優秀です。

高さ3.5cmと大容量なので、いろんな道具を収納できました。

以下の道具を収納してもまだ余裕があります。薬箱や調味料ケース、小物入れとしても使えそうですね。

バックパックの隙間に入る、このサイズ感が魅力の缶ケースでした。


経年劣化と共に無骨な雰囲気を楽しめる、これもアルミ缶ケースの魅力です!

【PSKOOK】火打ち石セットのデメリット
火打ち金・ケース・火吹き棒は問題なし!
デメリットと言えるのは一つだけ。
- メノウ石の形がランダム

メノウ石の形が実際に届くまで分かりません。

石が大きい場合、自分で割って調整可能。
分厚い石や 丸い石は着火し辛いかもしれません。

火打ち石は角が尖っている方が着火しやすいので、使い勝手に直結する こちらをデメリットとして挙げました。

これはデメリットというよりも、”天然素材なので仕方ない”という部分になります。
まとめ:【PSKOOK】火打ち石セット

- 無骨な火打ち金
- 強硬度のメノウ石
- 便利なアルミ缶ケース
- 軽量コンパクトな火吹き棒
- 低価格でお得な5点セット!
- メノウ石の形がランダム
- 形により着火し辛い場合がある。
火打ち石は慣れるまで難しいですが、
点火できた時の感動・達成感は他の道具の何倍も感じられます!
焚き火が好きな方、火起こしを楽しめる方へ是非、一度体験して頂きたいです!
以上、“PSKOOK火打ち石セット”のレビュー記事でした。

是非 皆さんも、火打ち石での着火に挑戦してみて下さいね!