キャンプに必須のカトラリーと言えば”箸“。フォークやスプーンでもご飯は食べられますが、やっぱり日本人としては箸が使いやすいですね。
キャンプ用のマイ箸があれば気分も上がります。
ただ、馴染み深い箸でもキャンプ用となるといろんな物があり、その中でも個人的にオススメなのが”組み立て式(分割型)の箸”。
スタイルを問わず持ち運びやすい収納サイズで、手入れも簡単で長く使えるというのが理由になります。
今回は、そんな組み立て式のキャンプ用箸の中から“Snowpeak(スノーピーク)和武器L”をレビュー。
口当たりの良い木の箸先、使用中にゆるまない精巧な作り、転がりにくいスクエア型の持ち手など、たくさんの魅力が詰まったオススメの箸になります。
使い勝手重視の方からオシャレなギアが好きな方にもオススメ。
長年使えるキャンプ用箸を検討中の方は是非ご覧下さい!
こんな方にオススメ
- 長く使える高品質な箸を探している方
- キャンプ用箸をグレードアップしたい方
- テーブルで転がる箸にストレスを感じる方
Snowpeak(スノーピーク)和武器 詳細
製品仕様
商品名 | Snowpeak(スノーピーク)和武器 |
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使用サイズ | M:8x8x205mm L:8x8x225mm |
収納サイズ | M:113mm L:122mm |
重量 | M本体:約26g/ケース:約14g L本体:約27g/ケース:約22g |
材質 | グリップ/ステンレス、先端/竹、ジョイント・フタ/真鍮、ケース/10号帆布 |
付属品 | 収納ケース |
生産国 | 日本 |
メーカー | Snowpeak(スノーピーク) |
登山用語で「武器」とはカトラリーのこと。つまり「和武器」はお箸です。本体を2分割し、刀のようにしまうことができるため、コンパクトで携帯に便利。収納袋には紐がついているので、キャンプで失くす心配もありません。お弁当用や普段からの持ち歩きにもオススメです。
【2009年グッドデザイン賞受賞】
引用:Snowpeak(スノーピーク)公式
コンパクトかつ衛生的に持ち運べる組み立て式
スノーピーク和武器は、コンパクトに持ち運べる組み立て式の箸です。
使わない時は手のひらに収まるほど軽量コンパクト、付属のケースに入れてどこでも気軽に持ち運べます。
さらに収納時は、箸先が持ち手内部で浮く構造になっており、衛生面にも配慮されています。
ギアの収納サイズを重視する方へオススメです!
食材を掴みやすく、料理を美味しく感じられる箸先
和武器の箸先は竹製、優しい口当たりで料理をより美味しく感じられるのも魅力の一つ。
金属の箸と違い、食材を掴みやすく、箸先が熱くも冷たくもならず、食器が擦れる音が出にくい等、純粋に料理を楽しめる箸と言えますね。
より料理が美味しく感じられる箸になります。
テーブルで転がりにくいスクエア型の持ち手
和武器の持ち手は転がりにくいスクエア型になっており、ここが私の購入の決め手になった部分になります。
ステンレス製でほどよい重量があり、テーブルの上はもちろん、食器のフチに置いても転がらないのが凄く良いと感じました。
個人的に”転がらない“のが一番のオススメポイントです!
Snowpeak(スノーピーク)和武器の使用感
セット内容・仕様
“Snowpeak(スノーピーク)和武器”のセット内容は以下の通り。
和武器にはM・Lの2サイズありますが、今回はLサイズを購入。
本体は、左右合わせて6つのパーツで構成された組み立て式の箸になります。
組み立て・収納方法はこちら。まるで刀のような動作で展開、収納できる構造が特徴です。
持ち手はステンレス製、箸先は滑らかな竹製、キャップとジョイント部は真鍮製という事で、どのパーツも使用中にゆるまない精巧な作りと経年変化を楽しめる仕様となっています。
付属の収納ケースは、丈夫で本体がピッタリ収まるサイズ感。首に掛けられる紐も付いており、和武器をオシャレかつコンパクトに持ち運べます。
以上が製品仕様。続いて簡単な使用感を紹介します!
木の箸先は物を掴みやすく、調理もしやすい
まず箸先が木製なので口当たりが良く、食べ物を掴みやすいのが良いですね。
金属の箸ではツルツル滑ってしまう具材も、サッと掴めて落とさず食べられます!
調理に関しても、熱々のスキレットの上でも燃えずにガンガン使えて、擦った時に嫌な音が出ないのが凄い良いと感じました。
木の箸ならではの使い勝手の良さが魅力ですね。
どこに置いても転がらずストレスフリー
個人的に、どこに置いても転がらないというのが一番の高ポイント!
キャンプ地は平な地面ばかりではない分、野外での使用に適しているなと感心します。
これまで使っていた丸い箸(ダイソー ステンレス箸)は、テーブルのフチで受け止めるか、転がらない位置を探して置くしかなく、かなりストレスに感じてました。
一方、和武器ならどこでもサッと置けて、食器のフチに乗せて箸休めもできるなどストレスフリー!最も買って良かったと感じた部分になります。
バシッと置ける快適さはスクエア型ならでは!
手入れが簡単でコンパクトに持ち運べる
和武器は手入れのしやすさにも優れます。溝がない箸先はウェットティッシュで拭くだけでキレイになり、内部で浮く構造上とても衛生的。
分解すると中まで洗えるので、しっかり手入れすれば長く使えます。
手入れが簡単で携帯製にも優れる事から、パッキングを考えるのも楽しく、私は調味料と一緒にジップロックに入れてみました。
和武器の収納ケースのおかげか意外とサマになっている気がします!
衛生的で携帯もしやすい!まさにキャンプ向きの箸でした。
Snowpeak(スノーピーク)和武器のデメリット
和武器の品質や使い勝手はさすがと言えますが、単純なデメリットが2つあります。
箸にしては高額すぎる
単純に価格が高い。ここが皆さんが一番感じるデメリットかもしれません…。
2024年4月現在で約5000円、購入をためらう一番の理由になるかと思います。
私が購入する時、組み立て式・箸先が木製・転がらない、という条件を満たす物が和武器しかなかったため思い切って買ってみました。
ただ実際使ってみると、使いやすさはもちろん、さすがと言うべき品質ですね。
良いギアなのですが、もうちょっと安ければな〜…
キャップを紛失する恐れがある
パーツの一つ、エンドキャップを紛失する恐れがあります。収納時に必須となるこのキャップは、小型ゆえにキャンプ中に失くしてしまうかもしれません。
最悪無くても使えます(収納はしにくくなる)が、管理には十分注意する必要がありますね。
キャンプ中に失くさないようご注意を!一応パーツ毎に単体販売もされています。
和武器 MとLサイズはどっちがオススメ?
和武器 MとLの違いは、長さと多少の重量です。
レビューでは男性はL、女性はMサイズがオススメとなってますが、少しでも軽くしたい方や手の大きさ、普段使っている箸の長さも関係するので、ここはお好みで良いかもしれません。
私はかなり迷いつつ、今まで使っていたダイソー箸と同じ長さのLサイズに決定。こちらの方が違和感なく使えそうだったからです。
長さ・重量が多少違いますが、お好みで問題ありません。
まとめ:【Snowpeak】和武器レビュー 軽量コンパクトな組み立て式で転がらない!高品質なキャンプ用箸
3年愛用していたダイソーの箸が壊れ、思い切って買った和武器。木の箸ならではの優しい質感でより料理が美味しく感じられ、なにより転がらないのが本当に良いですね!
正直スノーピーク推しではありませんが、自分でも思った以上に気に入り、必ず持って行くギアだからこそ、もっと早く買うべきだったと思いました。
価格的に悩む方も多いと思いますが、人気が高いのも納得!非常に満足度の高いギアだと言えます。
以上、“Snowpeak (スノーピーク)和武器”のレビュー記事でした。
和武器で食べるキャンプ飯はウマイ!