【サーマレスト】ネオエアーXライトNXT レビュー 氷点下でも底冷え無し！冬に最適な軽量エアーマット

キャンプ用マットの中で、最も軽量コンパクトなのが“エアーマット”

重量・収納サイズ共に、他のマット(クローズドセル・インフレーター)と比較しても最小なので、荷物を軽量化したい方へオススメです。

更にマット内に空気を含む事で、地面の影響を受けにくく寝心地良し。断熱性にも優れる事から、冬キャンプの底冷え対策に重宝します。

今回は、そんな寒い冬キャンプに最適なエアーマット“ THERM-A-REST(サーマレスト)ネオエアーXライトNXT (RS)“をレビュー

世界中で評価の高いサーマレスト製、氷点下でも安心な”R値4.5“、厚さ7.6cmで快適な寝心地を備えた超軽量エアーマットなります。

冬キャンプで安心して眠りたい方へオススメ。

底冷えに悩む方・寝心地の良いエアーマットを検討中の方は是非ご覧下さい！

こんな方にオススメ

• 冬キャンプの底冷えに悩む方
• エアーマットの軽量化をしたい方
• 寝心地の良い冬用マットを探している方

THERM-A-REST(サーマレスト)ネオエアーXライト NXT 詳細

製品仕様

より静かに、より厚く、そしてこれまでと同様に象徴的な、最も汎用性の高いオールラウンドな超軽量エアーマットレスです。

引用:株式会社モチヅキ(THERM-A-REST)

冬キャンプで使える”R値4.5“に寝心地の良い厚みを完備

ネオエアーXライトはR値4.5のエアーマット、氷点下の雪山でも安心して使えます。

マット内部に薄いアルミ板が入っているので、触れるとじんわり暖かい。

また厚みが7,6cmあり、寝心地が良いのも魅力ですね。

この厚みのお陰で、どんなキャンプ地でも地面に影響されず安眠できます。

軽量コンパクトな収納サイズ

ネオエアーXライトの一番の魅力と言える軽量コンパクトな収納サイズ。

持ち運び時は、1mℓのナルゲンボトル程度の大きさとかなり小型です。

引用:Amazon

同サーマレストのクローズドセルマット、“Zライトソル”と比較するとその差は歴然。

更に重量も本体のみだと約330gと軽量なので、寝心地だけでなく、持ち運びやすさに特化したマットだと言えます。

THERM-A-REST(サーマレスト)ネオエアーXライト NXT の使用感

セット内容・仕様

“ネオエアーXライトNXT”のセット内容は以下の通り。

こちらがマット本体、今回はRSサイズを選択。

寝袋のマミー型と同じ形で、全面サーマレストらしいイエローカラーになっています。

収納時は手のひらに収まるほど小さく、バルブには独自の逆流防止機能が付いています。

ポンプサックは袋型になっており、サーマレストのロゴ入り。

後述しますが、マット本体に繋げて手動で空気を送る作りです。

スタッフサックにもロゴが入っており、マット本体をキレイに収納する事が可能。

リペアキットの構成は以下の通りです。

• 補修用パッチ
• アルコールシート
• 取扱説明書

以上、付属品を全て含む重量が実測で408g。

ポンプサックとリペアキットを除くと、約345gになります。

冬キャンプでの暖かさ・寝心地をチェック

それでは、ネオエアーXライト NXTの使用感を解説します。

今回、私が購入したのは軽さ重視の RS(51×168cm)サイズ。ソロテントで使ってもかなりスペースに余裕があります。

高身長の方はRSだと小さ過ぎる(筆者170cm)ので、R(51×183cm)サイズ以上が良いかもしれません。

マットの反発具合は丁度良い感じですね。体重を一点にさえ掛けなければ、沈み込む事なくほど良い柔らかさです。

購入前、厚さ7.6cmは過剰かなと思いましたが、実際寝てみるとかなり良い感じ。

高反発なエアーマットが苦手な方も安心して使えると感じました。

一晩寝るとそこそこ空気が抜けるも、底冷えせず体が地面に着く事もありません。

ネオエアーの問題点と言われている“寝返りを打った時のパリパリ音”は全く気になりませんでした。

ここは感じ方に個人差があると思いますが、NXTにモデルチェンジして多少は改善(内部のアルミ版の構造を変更)された部分になります。

ネオエアーを使う前は、冬も”Zライトソル“にブランケットで凌いでいましたが、“NANGAの寝袋”を組み合わせても底冷えがありました。

この底冷えがネオエアーに変えてから一切なくなったのが一番良かったですね。

今シーズンの冬キャンプも快適に眠れそうです！

ネオエアーXライト NXT の使用方法

ネオエアーの空気の入れ方を簡単に解説します。

1.マット本体を広げる

2.黒いバルブを開いてポンプサックへ接続
※矢印が書いてある白い部分はそのままで

3.ポンプサックに空気を取り込みマットに注入
※好みの固さになるまで注入していきます

4.完成
バルブに逆流防止弁が付いているので、簡単に膨らみます。

ネオエアーXライト NXT の収納方法

ネオエアーは収納方法も簡単です。

1.バルブ(矢印が書いてある部分)を捻る
※これで空気が抜けます。黒いバルブも開きます

2.マット広げてを3つ折りにする

3.空気を抜きつつ足元から丸める
※丸めたあとバルブを閉めましょう

あとは、スタッフサックに収納してコンパクトに持ち運べます。

THERM-A-REST(サーマレスト)ネオエアーXライト NXTのデメリット

軽量で寝心地の良い“ネオエアーXライト NXT”ですが、いくつかデメリットはあります。

高額ゆえにパンクが怖い

エアーマット全般に言えますが、単純にパンクが怖いです。

特にネオエアーは高額なので、正直かなり気を遣いますね。

一応、これまでのキャンプで硬い砂利サイトや、枝が落ちているサイトで1年ほど使いましたが、今のところ大丈夫です。

マットに座る時、勢い余って一点に体重を掛けたりもしましたが、こちらも大丈夫でした。

一番安全なのは、ネオエアーの下にもう一枚マットを敷く事ですが、実際使ってみて見た目よりかなり耐久性は高いと感じています。

引用:株式会社モチヅキ(THERM-A-REST)

付属のポンプサックが使いにくい

付属のポンプサックが少し使いにくいです。

と言うのも、バルブを取り付ける部分のフタがかなり固いのです。

ただ、ここは個体差があるかもしれません。

手動で空気を入れるのはそんなに時間も掛かりませんが、重量もそれなりに重いと感じます。

これなら、いっそ電動ポンプに変えるのもアリですね。

UL思考の方に人気のFLEXTAILGEAR “TINY PUMP”なら重量もそんなに変わらないので、選択肢の一つになります。

引用:Amazon

R値的に冬以外のシーズンに向かない

オールシーズン使えるマットですが、R値4.5は冬以外、特に夏に使うのには向きません。

ご紹介した通り、中にアルミ版が入っているので触れると暖かく、夏は汗だくになること間違い無し。

ですので、私は春秋は”サーマレストZライトソル“、夏は”エバニューFPmat“、冬は”ネオエアー“と、シーズン毎に使い分けています。

まとめ：【サーマレスト】ネオエアーXライトNXT レビュー 氷点下でも底冷え無し！冬に最適な軽量エアマット

断念性の高さと快適な寝心地は、さすが”サーマレスト”ですね。

冬用エアーマットの中でも最軽量と言えますし、バックパックで持ち運びやすく設営収納も簡単。

冬キャンプ用マットをネオエアーに変えてから一切底冷えはなくなり、まさに冬に最適なマットだと感じます。

冬用エアーマットを検討している方の参考になると幸いです！

以上、“THERM-A-REST(サーマレスト) ネオエアーXライトNXT RX”のレビュー記事でした。