焚き火の時に実際にやってしまった3つの失敗
キャンプを始めたばかりの頃、焚き火の素晴らしさを知り自分の中で一番の楽しみになっていました。
しかし楽しい焚き火ばかりでは無く、やってしまった失敗も多々あります。
今回は主に初心者の方へ向けて、自分と同じ失敗を少しでも避けられる様に実際にやってしまった失敗をいくつか紹介していきます!
チェアに穴が空く
キャンプチェアに、いつの間にか穴が空いていました。
原因は薪が爆ぜた時に破片が飛んできたのだと思われます。
油汚れもあり お見苦しいかぎりです…
明るい時間であれば飛んできた火の粉や薪の破片も見えるので、素早く払い落せば大丈夫なのですが、暗くなってしまうと破片が飛んできたかさえ分からなくなります。
このように知らない間に破片がチェアの布部分へ乗ってしまい、燃えて穴が空く事が有るので注意が必要です。
出来る対策は
・焚き火に近付き過ぎない。
・燃え難い素材(難燃性.コットン等)のチェアを使う。
・よく乾燥した薪を使う。
などがあります。
乾燥した薪が良い理由は、水分が多く含まれた薪はよくバチッと音がして爆ぜます。
木の中の水分が外側から急激に加熱され水蒸気の逃げる隙間が無くなり破裂する、いわゆる水蒸気爆発というものが原因です。
乾燥した薪であれば、これを防ぐ事ができ破片も飛び難くなります。
更に水分が少ない分よく燃えます。水分が多いと不完全燃焼により煙の量も増えケムたくなってしまいますので注意が必要です。
薪が乾いているほどスムーズに焚き火を楽しめますので、なるべく乾燥した薪を使いましょう!
これらは初心者でも出来る対策なので、大事な道具に穴が空かない様しっかり備えましょう!
ズボンが変色する
キャンプの為に新しく購入したズボンが変色していました。
まだ1ヶ月程しか使用していません。
汚れているだけだと思い洗濯してみましたが、いくら洗っても変わらず…
恐らく、焚き火に近付き過ぎて熱で焦げてしまっている様でした。
焚き火台に一番近くなるのは膝部分なので、そこだけがこの様な色になってしまった訳です。
そこそこ厚いズボンなのですが穴も何箇所か空いています。
どちらも、
・焚き火に近付き過ぎない。
・火に強い素材のズボンを使用する。
・汚れてもいいズボンを使用する。
などで対策できます!
ここまで色あせると そこそこ目立ち汚れている様に見えるので、外出時はあまり使用出来なくなりました。
火の粉対策にオススメのアウターも紹介してます↓
灰や炭の処理の失敗
焚き火をした後の燃え残りや灰の処理方法の失敗です。
焚き火台に直接、水を掛けて消火し燃え残りの薪をゴミ袋へ詰めました。
しばらくすると袋が溶け始めたのです。
そのまま車に積んでいたら火事の危険さえありました。
一見 火が消えている様に見えても、木の中の方はまだ燃えており熱を持っています。
対策は、
・燃え残りが出ない様、全て燃やしてしまう。
・専用の『火消し袋』を使用する。
という方法があります。
他にも焚き火台の上から灰に水を掛けた事により粘土状になってしまい、処理が凄く大変になった事もあります。
そのままゴミ袋に流し込むのも大変ですし、水道で洗うと排水溝が詰まる恐れもあります。
また、洗わずに収納してしまうと固まってしまい焚き火台が白く変色してしまいます。
出来るだけ水をかける前に灰の回収は済ませましょう!
焚き火する際の対策まとめ
簡潔にまとめると
・焚き火台に近付き過ぎない。
・薪や灰の処理は的確に!
以上です!
道具に穴が空くだけでは無く火傷の恐れなどもあるので注意しましょう!
火との距離感は大事だという事を、失敗を通し改めて学びました!
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