インナー・フライシートの二重構造ワンポールテントを使用されている皆さん、テントがゆるんだりせずキレイに設営出来ていますか?
キレイに張るコツはたったひとつ!
今回紹介する点だけ注意すれば、誰でもハリのある綺麗なテントを建てる事ができます。
ワンポールテントがすぐ ゆるんでしまう、変な形になってしまうという方は是非確認して頂きたい内容になります。
ワンポールテントを設営する最大のポイント
対角線を意識
結論から言うと
これに尽きます。
それだけでいいの?と思う方もいるかもしれませんが、ピンと引っ張りながらペグダウンする事で、自然とハリのある設営が可能になるのです。
この設営のコツは、大手キャンプギアメーカーDODの公式サイトでも推奨されているワンポールテントの基本とも言うべき設営方法になります。
引用(参照):DOD JOURNAL
具体的には?
具体的に見ていきましょう。
実物のテントを使って説明すると、このような順番でペグを打ち込みます。
ペグを一箇所打ち込んだら、ピンと引っ張りながら次はその対角線の奥へ打つ。
今回は6角形のテントを使用。
角数が増えても基本は変わりません。
これを繰り返し行います。
全箇所にペグを打ち終えたら、あとはポールで立ち上げるだけ。
この様にハリのあるテントになります。
テントが ゆるんでいると風に煽られて倒れたり、雨を弾けず浸水してしまいます。
他にも、一部にだけ負荷が掛かりテントが崩壊する原因にもなりますので、対角線を意識しながらしっかり伸ばして設営しましょう!
失敗例
私は初めてワンポールテントを設営した時、時計回りにペグを打ってしまい、こんな感じに たるんでしまいました。
ペグの間隔もバラバラなので、フライシートを上手く被せられず苦労しましたね。
こうなった場合、ペグをもう一本打ち込むしかありませんが、テントが斜めになるので注意
翌日大雨が降り、一部負荷の掛かったペグがどんどん抜けてしまい、テントが倒れたのは苦い経験です…
皆さんはこうならない様、紹介したコツを意識して設営されてみて下さい。
私が愛用しているワンポールテントも紹介しています。
紹介した設営のコツを意識すれば、誰でも簡単に組み立てられるのでオススメですよ!
テントを綺麗に設営する為にはペグやハンマーも重要
ハリのある設営を可能にするには、頑丈なペグを使う事も大切です。
テント付属のアルミペグはすぐに曲がってしまい、しっかり固定出来ません。
オススメは【鍛造ペグ】
鍛造とは、ハンマーなどで金属製の材料を叩いて型を造っていく製法の事。
溶かした金属を型にはめて作る鋳造ペグよりも遥かに頑丈。
グイグイと地面に刺さります。
ハンマーもそれなりに良い物を使うのがオススメ。
例えばこちらのハンマー、しっかりと力を伝え打ち込みやすいsnow peakの定番ギア。5000円以下と手を出しやすい人気のハンマーです。
ペグやハンマーにも気を遣うと、更に設営がラクになりますよ!
まとめ:二重構造のワンポールテントをキレイに設営する方法
二重構造のワンポールテントをキレイに設営する為には
以上になります!
簡単なコツですが今回紹介した内容を意識するだけで、誰でもワンポールテントをキレイに設営出来ますよ!
これからワンポールテントでキャンプを始めたい方や、既に使っている方にも意識して頂きたい設営のコツでした
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