【Picogrill.ch】ピコグリル398レビュー 類似品には無い魅力！ヒロシさん愛用の本家軽量焚き火台

軽量コンパクトな焚き火台といえば“ピコグリル”が有名ですね。収納時はA4サイズと非常に軽量コンパクト、組み立て簡単なのが人気の理由であり、現在その類似品は多く販売されています。

その中でも、”軽さ・収納性・組み立てやすさ”を備えた本物はやはり別格。

実際に2年使ってみて、焚き火台は長く付き合うギアなので”妥協して安く済ませるよりも良い物を長く使う方がいい“というのを改めて感じます。

今回は、そんなソロキャンプに最適な軽量焚き火台の本家であり、ヒロシさんも愛用する『ピコグリル398』をレビュー。

“ヒロシさん”がソロ焚き火台の最終形と言うほど、収納性・快適性に優れた焚き火台になります。

特に軽量スタイルのソロキャンパーさんへオススメ！類似品とは別格の所持する喜びも楽しめて、とにかく使いやすい。現在、ソロ焚き火台を検討中の方は是非ご覧下さい。

こんな方にオススメ

• 軽量重視のソロキャンパーの方
• 長年使える焚き火台を探している方
• 快適な焚き火台を探している方
• 焚き火調理を楽しみたい方

ピコグリル398詳細

製品仕様

A4サイズに折り畳みできる軽量焚火台です。標準で付属する2本のスピット(串)は鍋を置いたり串焼きに便利。専用袋込みで450gと軽量なためバックパックに収納してハイキングでの持ち運びが可能で、ソロユースから2～3人までのグループでの使用に適しています。2枚のプレートを組み合わせてフレームに固定する独自の美しいデザインでスイスSTC社製の正規品となります。

引用:正規販売店 WANDERLUST EQUIPMENT

A4サイズに収納できる軽量コンパクトな焚き火台

ピコグリル398はソロキャンプに最適な軽さと使い勝手を備えたコンパクト焚き火台です。

本体重量わずか365g。付属品を含めても450gと、類似品には1kg近い物が多く存在する中、この軽さを実現できたのが本家ピコグリルならではだと言えます。

収納時はA4サイズに収まるため、バックパックの隙間に入れて気軽に持ち運べるなど、ソロキャンプと相性の良い焚き火台になります。

組み立て簡単！すぐに焚き火を楽しめる展開の早さ

とにかく組み立てが簡単なのも魅力の一つ。使い方は脚を広げて天板を乗せるだけ。

すぐに焚き火を楽しめる展開の早さは、まさにソロ向きだと言われる所以ですね。

脚パーツを一発展開できる所も本家ピコグリルの特権であり、組み立ての手間が掛かる類似品とは快適性が違います。

燃焼効率が高く、直火に近い薪の組み方が可能

燃焼効率が高いのもピコグリルの魅力。その秘密は、空気の通り道が多い造りにあります。

いくつも空いたスリットは上下からの空気を取り込み、天板が内向きに歪曲した構造上、横からの空気を取り込みつつ熱を内部に籠らせる効果があります。

この横に広い作りは、長い薪をそのまま焚べる事ができるため、直火に近い感覚の薪の組み方・焚き火を楽しるのも特徴だと言えますね。

ソロキャンプ飯を調理しやすい構造

ピコグリル398は調理台としても優秀。天板が広い分、薪の上にそのままクッカーを乗せて調理できますし、付属のスピット(串)を使えば安定した調理も楽しめます。

このスピットがいろいろ便利で、置き方ひとつで同時調理ができたり、串焼きの串として使う事も可能。

2本を組み合わせて安定性を高めれば、パンを焼きつつ鉄板でタマゴを焼いたり、大きい魚なんかもこの上で焼けるのです。

ピコグリル398の使用感

セット内容・仕様

”ピコグリル398“のセット内容は以下の通り。

組み立て方法は以下の通り。シンプルな構造なので、初めてでも5～10秒程で組み立て可能です。

1.脚パーツを展開

ピコグリルの組み立てで間違いやすいのがここ。慣れれば問題ないですが突起がある方が上です。

2.天板を広げ、脚に組み込んで完成

2本のスピットを使用される際は、お好みの配置でお楽しみ下さい。

ピコグリル398 2年間のソロキャンプでの使用感

ピコグリルを購入してもう2年。何から語るべきか迷いますが、焚き火台としての完成度はさすがだと言えますね。まず大きい薪もガンガン燃やせるのが良い。

あまり薪の長さを気にしなくて良いのと、安定感のある天板のおかげで縦に積み上げる事ができるので、寒い冬でもピコグリル一台で暖かく過ごせす。

直火に近い薪の組み方ができるので炎が映えるのも魅力的。焚き火をする上で見栄えが良いというのは、それだけ癒されますし大切な要素の一つだと思います。

持ち運びが苦にならず、すぐ焚き火を始められる手軽さは何年経っても飽きません。

ピコグリルを買ってから今まで、他の焚き火台を欲しいと思う事がなくなりました。

それはやはり、思い切って本物”ピコグリル398“を買ったからだと思います。

もし類似品を買ってたら、どうせ安いからといろんな焚き火台に手を出していたかも。

2024年4月現在も、他の焚き火道具と共に大切に使えています。

ソロ焚き火台の中でも、キャンプ飯を作りやすい形状

ピコグリルは調理台としても優秀、クッカー等を薪に直乗せしたり、スピットの組み方次第で火床の高さを調整したり等、様々な応用ができます。

この2本付属しているスピットは、1本でもゴトクとして十分な強度があり、重い調理器具も乗せる事が可能。

鉄板やホットサンドメーカー等、道具を問わず安定した調理が可能でした。

またスピットはゴトクとしてだけでなく、ウィンナー等を刺して焼いたり、そのまま食材を乗せて炙る事もできるなど、本当に柔軟な調理を楽しめる焚き火台だと思います。

他にも、ピコグリルの天板は右側に穴が空いているのですが、ここにスピットを差し込むとスス汚れを剥がす事ができて非常に便利。

ここは、細かい部分までよく考えられているな〜と感心しました。

ピコグリル398の注意点やデメリット

2年使って感じたピコグリルのデメリット3つ

ピコグリル398は素晴らしい焚き火台ですが、何もかも完璧という訳ではなく当然デメリットや注意点があります。

風に弱い

ピコグリルは薪を横向きに置く構造上、どうしても風に弱く感じました。炎が片側に寄って危険だったり、調理しにくいという事が多々あります。

基本、焚き火は風に弱いものですが、横長なピコグリルは特にそうですね。リフレクターがあればより安定して使えるので、お持ちの方は併用する事をオススメします。

灰が溜まる構造

ピコグリルの火床はその構造上、灰が溜まりやすい作りになっており、燃えた薪が灰になっても残り続けるので次第に燃焼効率も悪くなります。

灰が溜まり燃焼効率が落ちるという事は、それだけ鎮火しやすくなってしまうという事でもありますね。

火床が変形しやすい

使用して半年ほどで火床が変形しました。薄い天板なので仕方ないかもしれませんが、薪が燃えている状態で水を掛けたりはしていません。

こうなると収納時にかさばる様になったり、上手く組み立てられなくなってしまい、最終的に真ん中から裂けてしまうあ事もあるそうです。

ただ、現在2年ほど使っている火床は、まだ裂ける事なく普通に使えています。

変形する事はあれ、この耐久性の高さは本物ならではだと言えますね。

変形した火床の治し方

上記の変形した火床の治し方は、分離して裏表を入れ替えるだけで結構軽減されます。

まず、火床を中央から分離させるのですが、外周のあらゆる部分が鋭いので指を切らないよう十分ご注意下さい！そして、今まで使っていた面と逆側を上にして組み直します。

組み直してみると、こんなに変形していた事が分かりました。ここから再度火を入れる事で、形が馴染んでいきます。

ピコグリルの偽物に注意・本物の見分け方など

ピコグリルは、その人気の高さ・シンプルな構造から類似品や偽物が多く販売されています。

購入の際は、正規販売店かどうかを確認しましょう。

上記の2店舗は正規販売店として登録されているので、本物のピコグリルを欲しい方は、このどちらかの店舗で購入する事が大切です。

ピコグリルの実物での本物の見分け方は、火床の刻印と収納ケースの刺繍などですね。

偽物は火床に刻印が無かったり、収納ケースに関しては、ロゴの部分だけ不自然に縫い付けられている物もあるそうです。

ただ、類似品が出回る前に販売された初期のピコグリルには刻印が無いので注意。本物かもしれませんし偽物かもしれません。

まとめ：【Picogrill.ch】ピコグリル398レビュー 類似品には無い魅力！ヒロシさん愛用の本家軽量焚き火台

本家ピコグリル398が何故人気なのか？実際に使ってみて納得しました。

とにかく軽量コンパクト・組み立て一瞬・調理もしやすいと使い勝手は抜群！まさにソロ用焚き火台として完成された物だと感じました。

コピー商品や偽物も多くありますが、やはり本物は別格ですね。脚パーツを一発展開できる手軽さや、400g以下の軽さ、耐久性の高さは類似品には真似できない部分になります。

私はピコグリルを購入してから、更に焚き火が楽しくなりましたよ。

以上、自信を持ってオススメのソロ焚き火台”ピコグリル398“のレビューでした。