【テオゴニア】ファイヤープレーストング レビュー 無骨好きにオススメの薪ばさみ 偽物との違いも解説

焚き火の時に欠かせない“薪ばさみ”

燃焼と共に形を変える薪や炭を動かし、火を調整する際に役立ちます。

今回は、そんな薪ばさみの中から”【テオゴニア】ファイヤープレーストング“をレビュー。とにかく無骨な見た目が魅力的、自然の中に馴染む薪ばさみです。

皆さんも、あの銀の薪ばさみには お世話になったかもしれませんね。

正直言うと、ただ使うだけならそれで十分なのですが、このホームセンターの薪ばさみ、大きい薪を掴むのは大変でどれだけ長く使っても愛着というものは湧きませんでした。

そんな時、ヒロシさんが“テオゴニア”を使っているシーンを見てカッコイイ！と欲しくなり購入。

と実際に使ってみて、自分の中で欠かす事のできないキャンプギアになりました。

使い込むほど味わい深くなる【テオゴニア】ファイヤープレーストングは、愛着も湧くこと間違いなし！

無骨好きの方はもちろん、あらゆるスタイルの方へオススメの薪ばさみです。

こんな方にオススメ

・頑丈な薪ばさみを探している方
・無骨なキャンプギアが好きな方
・薪ばさみの見た目にもこだわりたい方
・長く使える薪ばさみを探している方

【テオゴニア】ファイヤープレーストング詳細

製品仕様

無骨な見た目

まず、テオゴニア一番の魅力といえば無骨な見た目。

とにかくカッコよく、ホームセンター等の火ばさみとは違い、自然の中に違和感なく溶け込みます。

他のキャンプギアと組み合わせても非常に絵になり、道具の見た目にこだわりたい方へオススメですね。

あらゆる物を掴める繊細な操作性

あらゆる物を掴める繊細な操作性も魅力の一つ。

小枝・太い薪・スベスベした枝・松ぼっくりなど、どんな物でも軽々キャッチ！

グリップの力がトング先端まで伝わるので、掴んだ物を落とす事もありません。

トング先端は面積が広い構造なので、あらゆる物を無理なく掴め、例えばクッカーやボトル、ランタン等の重い物も器用に掴んで動かせます。

こだわりの品質のグリップとトング部分

ブラックウォールナットのグリップは日本国内製造、こだわりの品質です。

落ち着いた色合いの仕上がりが美しく、スベスベした手触りで非常に手に馴染みます。

先端部分はズレの無い頑丈なスチール製。この正確な造りが繊細な操作を可能にし、グリップの根元部分は、金属製のボルトで固定されており簡単にゆるむ事もありません。

また、熱に強い素材なので、長時間 火の中に入れても変形しない安心できる仕様になっています。

テオゴニア ファイヤープレーストングの使用方法

使用方法を簡単に説明すると、木製のグリップを親指側に添えて4本の指で開く様に操作します。

手の小さい方は、グリップ間に人差し指を入れて操作すると使いやすいです。

ただ、そこまで隙間が無いので、閉じた時に指が引っ掛かるかもしれません。

太い薪を掴んでいる時だけグリップ間に隙間ができるので、掴む物によって握り方を変えると良いでしょう。

テオゴニアを検討中の方で、やっぱり使いにくそうと感じる方は、ベルモントのUL Hibasamiもオススメ！

こちらは軽量コンパクトでどんな方も使いやすいトングタイプ。

私はスタイルによって使い分けていますが、やはりテオゴニアの方が好きです。

テオゴニア ファイヤープレーストング購入前後の注意点

テオゴニアは、人を選ぶ使い勝手というのはよく言われますが、その他に購入に関する注意点がいくつかあります。

偽物に注意

テオゴニアの薪ばさみ【ファイヤープレーストング】は、類似品が多く販売されています。

キャンプ芸人ヒロシさんの愛用品として人気になり一時 品薄状態に。その影響から偽物・コピー商品が世に出回る事となりました。

お求めの際は、正規販売店から購入する様にしましょう。

正規販売店の4社は、すべてAmazonを通してご利用頂けます。

▼私はAmazon経由でパーツダイレクトさんから購入しました。

中には悪質な販売業者も存在します。

• 販売業者:Misty night
  • TEOGNOIA/テオゴ
• 販売業者:bingzhuuu
  • TEOGONIA/テオゴニ ア

正規品の写真を盗用しながら、テオグノイア、テオゴ等、よく見ると不自然な表記である事が分かりますね。

本家と比べて価格も安く、グリップはブラックウォールナット製のハズがウッドやローズウッド等、様々な矛盾点を見受けられます。

レビューを見ると、正規販売店から直々に苦情が入っている業者もありました。

実物での偽物と本物の見分け方

実物での本物の見分け方は、『MADE IN JAPAN』ステッカーの有無。

簡単に偽造できそうなステッカーで確実性はありませんが、ひとつの目安になります。

上の写真が”テオゴニア“製、下の写真が”YOLER“製です。

細部も比較してみましょう。
※偽物と言ってしまうのはメーカー様に悪いですが比較させて頂きました。

こちらはグリップ周り。YOLER版はグリップ間に隙間があり、手を通す部分が広いです。

トング真ん中部分。形やビスの違いはもちろん、YOLERの木製グリップは木に鉄を直接差し込んでいるのが気になる。

先端部分。繊細な操作ができそうなのは、一目でテオゴニア製だと分かります。

”テオゴニアこそが本家“という訳ではありませんが、類似品と比べて精巧な作りだと感じます。

最後にこちらも目安程度になりますが、テオゴニア製は水平に持った時 トングが勝手に開きません。

偽物やコピー商品の中には、トングの重みを利用して開くタイプもあるので、こちらも参考までにご確認下さい。

他にもレビュー等を元にコピー商品の例を紹介すると

など、上記の通り様々です。

正規品と偽物の見分け方:まとめ

既に他の店舗で購入された方は、比較写真と見比べて確認する事をオススメします。

初使用時の開閉が固い

初めて使用する時は、片手で操作できないほど固い…まずは慣らし作業が必要です。

具体的には、薪ばさみの先端を持って閉じたり開いたりしましょう。

※グリップ側では無く必ず先端を持って行います。
理由はグリップ側でグリグリすると、持ち手部分に負荷が掛かり破損する恐れがあるから。初めはそれくらい固いのです。

この作業を片手で滑らかに操作できる様になるまで行います。

ヒロシさんも『KUREの潤滑剤を使うといいかもね。』と仰ってました。

グリップの品質

グリップは天然素材を使用、品質にバラつきがあります。

木目の模様が違ったり多少の傷やヘコミがあるのは仕様。そこは許容しないといけない部分になりますね。

時には木のフシが混ざっている物もあるらしく気になる方は気になるかも…。

私が購入した物は小さいヘコミがありましたが、まあこの程度なら味があるという物です。

まとめ：【テオゴニア】ファイヤープレーストング レビュー 無骨好きにオススメの薪ばさみ 偽物との違いも解説

無骨な見た目が魅力の“テオゴニア”薪ばさみ。若干、人を選ぶ使い心地ですがようは慣れですね。

私の中では、薪ばさみと言ったらコレしか考えられないほどオススメ。

無骨系のギアが好きな方へ是非使って頂きたいなと思います！

以上、“テオゴニア ファイヤープレーストング”のレビュー記事でした。